フランス料理
フランス料理というと、高級なレストランやシェフの料理を想像するかもしれませんが、実際にはフランス人の家庭で食べられる料理はシンプルです。 シンプルですが、おしゃべりをしながらのアペリティフで始まり、テーブルを囲んで家庭料理を楽しみます。 先…
フランス料理を世界の料理にし、フランス料理の体系的なメニューを考案し、レストランのブリガードを作ったシェフがいます。 その名前はオギュスト・エスコフィエです。 ロンドン、パリの当時の有名スターが出入りしていたパラスホテルでブリガードを形成し…
フレンチでよく目にするテリーヌがありますが、そのそもテリーヌってなんなのでしょうか。 それとケーキ系でテリーヌなどとも命名されています。 パテとリエットと、ケーキ系のテリーヌとの違いも、フランスではどう言われているのか見てみましょう。 フレン…
フランス料理メニューの中でも前菜のアントレ(entrée)は、綺麗なアレンジなのが目立ちます。 メニューで食べるにしても、最初にでてくのがアントレです。 名前にも、「コクテイユ(カクテル)」や「ポシェ (袋)」 という言い方もあり、呼び方も千差万別! 想像…
ビスクは海老のスープをイメージしますね。 ビスク(スープ)の上に海老の身を載せてアレンジしているのもありますが、ビスクは元々、甲殻類の固い殻を濾したスープです。 ですので、色も甲殻類の色がでています。 中にはワインや香味材料(ピモン・デ・エスプ…
ポレンタはフランス料理でやたらと出てくる、ガルニチュール(付け合わせ)に使っていいる1品です。 トウモロコシ粉なので、グルテンフリーです。 それでガルニチュールでなはなく、ホットケーキはどうなのかと思って作ってみました。 ポレンタでホットケーキ…
マッシュポテトのグラタンにすした、マッシュポテトグラタンは、フランス語では、アシ・パルモンティエールです。 それが、最近食べたこのアシ・パルモンティエールが、なんとオーブン焼きではなかったのです。 アシ・パルモンティエールとはどんなの? その…
バスク料理で、カモを使った料理で「アクソ・ドゥ・カナール」があります。 バスク地方というと、スペインとフランスのピレネー山脈周辺で、「アクソ」と言っていますが、日本語ではアクソスとなっています。 アクソスの特徴は、肉野菜炒め料理でありながら…
今週ランチにマグロとトマトのオーブン焼きを作りました。 シンプルで、材料もメインのマグロ、トマトと、玉ねぎだけです。 あとは、食後にチーズを食べて、美味しかったのです。 簡単です。 マグロとトマトのオーブン焼きのレシピ トン・ア・ラ・トマトのオ…
アペリティフの白ワインに合うように、生ハムでカナぺにしてみました。 生ハムはイベリコ豚なので、もうこれだけで美味しいです。 黒パンの味が少し強くても、イベリコ豚とは相性がいいです。 ブルーチーズは、クリーミーなサン・タギュ―ルです。 簡単です。…
夏のサラダにブルーチーズとマグレドカナールを入れてみました。 ベースはタジリアテルもあり、しっかりと食べた気もするサラダです。 サラダと、タジリアテル、マグレドカナールとブルーチーズです。 それと、クリーミーなバルサミコ酢も使てみました。 簡…
珍味のトリュフ料理をパリで食べると、どこで食べられるのか、値段も一緒にお伝えします。
缶詰めのパテも、密封のタイプのもあります。 種類には、「パテ」と書いてあったり、「パテ・ドゥ・カンパーニュ」となっています。 お薦めの市販のパテをご紹介します。 パテの市販のおすすめ パテの缶詰や瓶詰めの種類 パテの種類とメゾン パテの【フラン…
パテの中でもパテドカンパーニュになら、シュトゥネイがあいます。 コルニッションもいいですが、パテドカンパーニュをシンプルにカットして、そこにシュトゥネイと食べると美味しいです。
バジルソースは、ハーブのバジルを使ったソースです。 バジルはとりわけ色が鮮やかで、オリーブオイルと合わせて作ります。 ソースはバジルを潰して松の実を混ぜると、ペストソースになります。 バジルのソースとペストソース サラダに入れるバジルの葉 バジ…
ちょっといいオイルサーディンを買ったので、カナぺを作ってみました。 カナぺのパンはモノプリのパテ・ドゥ・コンプレの、耳なしパン。 日本の角パンの耳なしタイプです。 トマトコンフィも載せて、とっても美味しかったです。 オイルサーディンのカナぺの…
キッシュといえば「キッシュ・ロレーヌ」です。 ロレーヌはフランスの東部地方の名前で、キッシュの名前になっています。 キッシュに使う具材と、キッシュの果物を使ったアレンジをご紹介します。 キッシュの具材と食べ方 一番有名なキッシュはキッシュは、…
ポレンタという名前は聞いたことがありすか? ポレンタは料理の名前で、黄色の粉の名前です。 料理ではガルニチュール(付け合わせ)として盛り付けられていますが、たまご焼きにも見えます しかし、黄色なのは、たまごの色ではなく、トウモロコシの色なのです…
鴨料理のマグレドカナールのレパートリーって結構多いです。 名前がマグレドカナール・ロティ(Magret de canard rôti)とか、マグレドカナール・オミエル(Magret de canard au miel)とかあり、 ロティは焼くの意味で、ミエルは蜂蜜です。 ところが、ロティと…
マッシュポテトは、グラタンにすると、マッシュポテトグラタンです。 これをフランス語では、アシ・パルモンティエールと言います。 アシ・パルモンティエールに入れるひき肉は、鴨、牛と、それぞれありもので作れます。 マッシュポテトグラタンとはどんなの…
最近、セビチェを食べる機会が多かったのです。それもソースが色々でした。 セビチェは元々ペルー料理ですが、最近フランスでもレストランでよくでてくるようになりました。 それも、ソースが色々で、食べたいと思えるアレンジです。 セビチェのアレンジにフ…
今週、牛のカルパッチョを食べました。 フランスでは、牛のカルパッチョは、カフェでもメニューにあり、好きになりました。 それでたまに家でも作ります。 今回は、アレンジには、トリュフ入りのオイルでジュワーっと香りをたてて、粉チーズにしました。 今…
ポトフは、フランス語で鍋料理です。 ただ鍋料理と言っても、日本の鍋のようにぐつぐつ鍋でテーブルで煮るものではなく、出来上がったら、テーブルで鍋ごと出すか、お皿に盛り付けて出されます。 具材の形をくずさないように、それでいて具材の味がでている…
ちょっと変わり種の料理で、「チキンとクミンのオリーブオイル煮込み」をご紹介します。 クミンとトリ肉は相性が良いです。そしてニンジンとも合うのですね! オリーブオイルでの煮込み料理ですが、簡単に作れて、一晩冷蔵庫で寝かせると翌日には味がよくな…
ブーダンノワールのソーセージと言えば、「ちょっと。。。」と腰をひいてしまうそうな料理ですが、食べると美味しいです。 このソーセージはちょっと特別で、色が黒いです。 フランス語で、ノワールが黒という意味ですので、黒ブーダンのソーセージという意…
フランス料理「バロティーヌ」は巻物の料理です。 フランス語「ballottine」からきています。 中にファルシーのように具材を入れる場合もありますが、何も入れずに、肉や魚のみを巻いて作ったりと色々です。 パリで5つ星ホテルのレストランのシェフと、ミシ…
タルト・オ・シトロン・ムランゲ (tarte au citron meringuée メランゲとレモンタルト) タルトといえば、フランスではレモンタルトが一番人気です。 素朴な味で、クラシックな形ですが、人気が衰えない理由があるようです。 パティシエ店でも、レモンタル…
メルバは、オーギュスト・エスコフィエがソプラノ歌手、ネリー・メルバへ捧げ作ったデザートです。 ネリー・メルバへ捧げたメルバ オーギュスト・エスコフィエのメルバ メルバ『ポワール・ロティ』 ネリー・メルバへ捧げたメルバ メルバの定義は「シロップ漬…
フォアグラのポワレは、フォアグラの生や冷凍したものをソテーして、そこにソースをアレンジすると、とっても美味しいです。 ポワレはフランス語でフライパンの意味です。 ですので、ソテーとも言えますが、フォアグラには何故かポワレが使われるのです。 良…
トリュフなら生のトリュフ以外にも色々あり、 種類も「ブリズゥール」、「カルパッチョ」、「オリーブオイル」、「ジュ」や「トリュフ入りバター」などがあります。 生は食材として香りもいいですが、入手が難しいです。 ですので、食感がいい生とトリュフを…