美味しいチーズは、スルスルとついつい食べてしまいます。
最初は沢山食べるつもりがなくても、テーブルの上においていくと、少しずつ切って、気が付くと「一箱も開けてしまった!」ということもありますね。
カロリーがきになりますが、チーズは体にも良くて、肌にも良いと聞きますし、太らないとも聞きます。
でも、結局は食べ過ぎたら太ります。
そこでこの記事では、チーズはどこまでなら食べていいものか、また一緒に食べることができるもの、また食べるのは避けた方がいいものを調べました。
チーズで太らないは嘘?本当?
チーズを沢山食べると、太るかどうかですが、沢山食べるとやはり太ります(^^♪
牛の赤ちゃんは、牛乳だけで大きくなるくらい、牛乳にはエネルギー源が一杯です。エネルギー源ということは、それなりにカロリーがあります。
チーズのカロリーと栄養構成は?
チーズと言っても、チーズの種類によりカロリーも脂質の量も違います。
以下に5つのチーズをピックアップし、牛乳も含めそれぞれのチーズでカロリーや脂質の数値を記しました。
【数値は平均的な成人に必要なカロリー他の数値】
100g | カロリー㎉ | 脂質g | 蛋白質g | ビタミンB2mg |
カマンベールチーズ | 310 | 24.7 | 19.1 | 0.48 |
クリームチーズ | 346 | 33.0 | 8.2 | 0.22 |
プロセスチーズ | 339 | 26.0 | 22.7 | 0.38 |
カッテージチーズ● | 105 | 4.5 | 13.3 | 0.15 |
パルメザンチーズ● | 475 | 30.8 | 44.0 | 0.68 |
牛乳 | 67 | 3.8 | 3.3 | 0.15 |
1日 | 2500 | 20~30% | 50~60g | 11~15mg |
引用先 簡単栄養・カロリー計算
パルメザンチーズのカロリー
表でわかりますように、チーズの中でカロリーが一番高いのがパルメザンチーズです。
牛乳コップ一杯とパルメザンチーズ100グラムなら、カロリーや脂質の面でほぼ7~10倍になっています。
パルメザンチーズは100グラムで475キロカロリーです。ベタベタしていないサラサラなのに、何故カロリーがこんなに高いのかと疑問に思うかもしれません。
パルメザンチーズのカロリーが高いのは、乾燥期間が長いので水分が少なく、凝縮されているからです。
粉にしてパスタやサラダにかけたりして食べることが多いですが、サラサラだからカロリー低いというのではありません。
カマンベールチーズのカロリー
その他のチーズで、フランスでチーズで一番人気がある、カマンベールチーズであれば、100グラムで310キロカロリーです。
パルメザンチーズと比べてカロリーは低いのですが、カットするとパクパク食べられてしまします。
トロミもありますので、フランスパンと一緒に、それにワインも一緒にと、食べると、量が多くなるチーズです。
カッテージチーズのカロリー
またカロリー面で考えるのなら、フレッシュチーズであるカッテージチーズがあります。
カロリー面では、パルメザンチーズの1/4、カマンベールチーズの1/3です。
これならカロリーでも少な目で、沢山食べても大丈夫と思いますね。
ただ、カッテージチーズは、発酵期間も短く、そう味がしません。
ですので、カマンベールチーズに比べても味やコクがないと感じて、ヨーグルトのように、はちみつやジャムを入れて食べることが多いと思います。
そうすると、ジャムや蜂蜜のカロリーで、カロリーが多くなるということもあるのですね。
チーズの栄養成分とビタミンとミネラル
でもチーズはお肌にも良いと言われますし、ビタミンB2があるので、太らないと聞いたと思う方もいるのではないでしょうか。
私もそう思っていました。
チーズにはどんなビタミンがあるのでしょうか。
チーズのビタミンの役割
チーズは乳製品でビタミンが多いです。
脂質があってその分カロリーはやはり高いです。しかしそれと同時に、ビタミンも、カルシュウム等いろいろなミネラルもあります。
チーズのビタミンB2
ビタミンの中で注目すべきものは、ビタミンB2です。
ビタミンB2は水溶性ビタミンで、働きとしては、摂取した脂質をエネルギーに変換するという有り難いビタミンです。
コトバンクでは、次のようにビタミンB2の働きを説明しています。
【ビタミンB2】 水溶性ビタミンのひとつ。糖質・脂質・たんぱく質などの代謝に不可欠で、特に摂取した脂質を効率よくエネルギーに変換する働きをもつ補酵素。レバー、魚介類、豆類、牛乳、卵、緑黄色野菜、海藻などに多く含まれる。多くの物質代謝に関わるほか、皮膚・爪・毛髪を丈夫にし健全な発育を促進、神経系の働きを正常化、脂肪燃焼の促進、動脈硬化症・高血圧症・心筋梗塞・脳梗塞など生活習慣病やがんの予防などの作用があるとされる。 引用先 コトバンク ビタミンB2
ビタミンB2の働きで注目すべき点は、脂質を摂取しても、それを代謝させて、効率よくエネルギーに変換してくれるということです。
ですので、ビタミンB2はなくてはならないビタミンで、チーズ以外ではレバーや卵などに含まれています。
レバーは好き嫌いがある食品です。
その点チーズなら、食べやすく、冷蔵庫に入れておけば日常的に食べられる食品ということになります。
では、チーズはどのくらいなら食べても太らないのかを見てみましょう。 ここが気になる点だと思います。
チーズは1日に何グラムまでならいいの?
通常、チーズの推奨グラムは1日に50グラムです。
といいますのが、チーズは保存食ですので、塩の含有量が多いからです。美味しいチーズにはそれなりの塩が入っています。
100g | 塩g |
カマンベールチーズ | 2.0 |
クリームチーズ | 0.7 |
プロセスチーズ | 2.8 |
カッテージチーズ | 1.0 |
パルメザンチーズ | 3.8 |
となっています。 凝縮されて固いパルメザンチーズは塩分が多いです。 1日の推奨塩分量は5グラムです。
別記事↓で塩の1日の摂取量についてを書いていますが、
塩は1日に5グラム位に抑える方がいいですので、塩分の多いチーズは少な目にするしかありません。
ハードタイプのパルメザンチーズや、カマンベールチーズチーズなら、1日に50グラム位にするのが無難になります。
カロリーが高くなるから、食べ量を少なくするのではなく、塩分も考えないといけなく、考えることが多くなります。
では、塩分も考慮して、それでいて太らない食べ方ってあるのでしょうか?
太り難いオススメのチーズの食べ方
パンとチーズの組み合わにするのは、とっても危険です。
パンとチーズの組み合わせは危険
チーズ自身には、炭水化物がほとんどありませんが、パンと一緒に食べると炭水化物を摂取となりますので、分解過程で糖質となり、最終的には砂糖を食べているようなものになり、太ります。
ですので、チーズを食べる時は、できれば「パンなし」がいいです。 パンなしが良いのは、パンにも塩分があります。
瘦せていても、塩分も気にすべきですので、そうすると、フレッシュチーズと野菜を食べるというのがお薦めです。
ダイエットにオススメのチーズ
ダイエットにオススメはチーズは、フレッシュチーズです。
フレッシュチーズは、ヨーグルトのように、水分が多く、出来たてを食べるチーズです。熟成期間も保存期間もない為、塩分も少ないです。
フレッシュチーズでおすすめなチーズは、カッテージチーズです。
ほとんど、ヨーグルトと同じ感触です。
水分が多いチーズですので、あまり味がないのは事実です。どちらかというと、おやつ的な感じです(^^♪
サラダにするならどんなチーズ?
サラダにチーズを使うなら、野菜とトマト、またオリーブオイルで味付けをすると、とても美味しいですね。
お薦めはモッツアレラチーズです。
モッツアレラチーズも、フレッシュチーズに近いです。
100g | カロリー㎉ | 脂質g | 蛋白質g | ビタミンB2mg |
モッツアレラチーズ | 259 | 19.4 | 19.9 | 0.48 |
脂質やカロリーについては、カマンベールチーズより軽めです。そこは熟成期間が短いですので、塩分も少ないです。
ですので、カッテージチーズでは満足感がないという方には、モッツアレラチーズはオススメです。
野菜と一緒に食べるなら、満足感もあり、見た目でも食欲がわくチーズと言えます。
モッツアレラチーズは、バッファロー乳と牛乳があります。 バッファローは、「ブッファラ 」です。 イタリア産が美味しいです。
トマトやオリーブオイルと一緒にすると味わいがあり、夏のサラダには一押しと言えます。
まとめ・チーズは食べ過ぎると太る
チーズは太るかどうかについてまとめました。
残念ながら、チーズは食べ過ぎると太る食材です。
それに熟成期間が長いチーズは塩分が多いですので、カロリーが少ないとしても沢山たべることができないです。
ですので、カッテージチーズなら多めに食べることができますが、カマンベールチーズなら50グラム程度になります。
または、モッツアレラチーズなどは、カマンベールチーズとカッテージチーズとのの間くらいのもですで、さほどカロリーや塩分を気にしないで済む、美味しいチーズと言えます。
美味しくてパクパク食べたくなる気持ちを抑えて、サラダと一緒にゆっくり食べるようにしたいですね。
朝のチョコ活は、満足感ありで気に入っています。 www.sakurakodesu.xyz