フランスでパン屋さんで売っている最も人気があるものと言えば、やはりブリオッシュです。
なにせテーブルに置いて出すと、5分でなくなってしまうほどです。
また一見するとブリオッシュは、食パンにも似ていますが、食パンよりずっとリッチです。
リッチなのは、ブリオッシュの材料にはバターが沢山使われていて、食パンとは色も違いますし、デニッシュとも違います。
では早速カロリーの違いも含めて見てみましょう(^^♪
ブリオッシュと他のパンとの違いとカロリー
ブリオッシュと他のパンをカテゴリーで分けました。
カテゴリー別でみると、
- ブリオッシュ
- 食パン
- デニッシュ(ヴィエノワズリー)
があります。
カテゴリー別で、見た目、材料、カロリーで違いを比較してみました。
ブリオッシュと食パン
フランスで食パンというと、「パン・ドゥ・ミ」という日本の食パンに近いパンがあります。見た目がこんな感じです。
中もパン・デゥ・ミは白いですが、
ブリオッシュは黄色がかっています。
見た目で色が違うのは材料面での違いによります。
【材料の違い】
食パンの材料なら、強力粉と水とベーキングパウダーと塩だけなのに、一般的なブリオッシュの材料は
- 小麦粉 300グラム
- 卵 3個
- 牛乳 30グラム
- 砂糖 100グラム
- バター 150グラム
- パン屋さんの酵母 15グラム
- 塩 5グラム
となっています。
食パンには使っていなくて、ブリオッシュで使っているのは、卵、砂糖、バターですね。
それとベーキングパウダーの代わりにパン屋さんの酵母を使っています(^^♪
そして、驚きなのは、そのバターのたっぷりな量です。小麦粉300グラムに対してバターがなんと半分の150グラムと砂糖が100グラムも入っています。
つまりブリオッシュはパンというよりは、お菓子と考えても良いって事ですね(^^♪
具体的なカロリーはというと、
【カロリー】
気になるカロリーですが、このくらいバターや砂糖をたっぶりと使っていますので、高カロリーです。
食パン100グラムで約260キロカロリーなのに対して、ブリオッシュはクロワッサンと同じカロリーで、約460キロカロリーです!
参照元 : カロリー計算 パンのカロリー
それに、ジャムをつけてしまうと、もっとすごくなります。
ブリオッシュ1枚が50グラムで、スプーン大匙のジャムをつけると、ジャムが20グラムとして40キロカロリーです。
参照元: カロリー計算 ジャムのカロリー
つまり、このようにブリオッシュ2切れ(100グラム)とジャムで500キロカロリー!
500キロカロリーというと、親子丼のカロリーです。
となると、美味しくても気をつけないといけません。。。
また、「デニッシュはというと?」
フランス語で、デニッシュのことをヴィエノワズリーといっています。
ヴィエノワズリー
ブリオッシュとは別に「ヴィエノワズリー」といって、日本のデニッシュに相当するパン類があります。
このヴィエノワズリーには、「クロワッサン」や、こんなクリーム入りのパンがあります。
一見すると、これらのヴィエノワズリーのカロリーは、大体400~450キロカロリーです。
これらコーティングをしているヴィノワズリーの方が、ずっと高カロリーに思えますが、中にクリームがはいっていると、クリームの方が、バターよりカロリーが少ないので、カロリー的には、ブリオッシュは高カロリーになってしまうのですね。
その他色々な種類のヴィエノワズリーのカロリーについてはこちら↓の記事をご参照下さい(^^♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブリオッシュはフランスでもパンの中で一番人気です。
バターの風味が良く、ふっくら感がたまらないのが魅力ですが、デニッシュの「ヴィエノワズリー」に比べて、クリームが少ない分、ハイカロリーとなっています。
また、ブリオッシュは高級品で、値段が高いので頻繁に買えないので、そう沢山食べる機会もないのが、不幸中の幸いです(^^♪