太ってくるのは脂肪が蓄積されてくるからです。
単純に言えば「摂取カロリー」から「消費カロリー」をひいて摂取カロリーが多ければ脂肪がつき、太ってきます。
ただそういう単純な話と考えにくいのが、男性も女性も、中年を過ぎてから太ってきます。
「これまでと食事も生活習慣も変わらない気がするんだけど、なぜか中年を過ぎて太ってきた・・・」と感じていますか。
中年を過ぎて太っていることに悩んでいる方も、これからそんな時期を迎える方も、一緒に考えていきましょう!
- 中年太りをしない人の特徴は?【1】体質面から
- 中年太りをしない人の特徴は?【2】日常生活の習慣から
- 中年太りをしない人の特徴は?【3】食生活から
- 中年太りをしない人の特徴は?【4】性格から
- まとめ・制限付きダイエットは?
中年太りをしない人の特徴は?【1】体質面から
まずは中年太りをしない人の体質からみてみましょう。
太りやすい体質の人、太りにくい体質の人それぞれですが、中年になってからの体質の変化に関係するのは「ホル モン」です。
「太ることとホルモン」には密接な関係がり、中年太りする、しないに関係するホルモンの量が年齢で変わるのがあります。
分泌量もありますし、女性なら閉経前あたりから、男性なら40代以降に変化するものが 多いということです。
ですので、どうしても中年以降、太る傾向になってしまいます。
体重増加に深く関係するホルモンがあり、インシュリンを除き、中年頃から分泌量が減りますので、通常は太ってしまいます。
私も中年になり、何をやっても太る時期を経験しました。
まさにいままでと『同じものを食べてもすごく太ってくる』という状態です。
ホルモンの分泌がある年齢で変化すると、中年太りをするのでが、そうでない人もいて、稀にずっと瘦せたままの人もいます。
ホルモンからくる太る傾向についてはこちら↓の記事をご参照下さい。
中年太りをしない人の特徴は?【2】日常生活の習慣から
ホルモンの減少は人によって差があります。
ですがそれにしても、中年を過ぎてスラッとしている人はいて、そんな方は、やはりうまく運動をしています。
運動をして、日常生活でも常に体をうごかしていると、カロリー消費が多いということですね。
中年太りをしない人が日頃習慣としている特徴としては
- ・きびきびとした生活をしている
- ・運動を日常に取り入れている
ということが言えると思います。
それは結果的に
- ・カロリーを消費する
- ・基礎代謝を上げる
- ・新陳代謝を促進する体にする
となっているようです。
昔はだれでも、スマートでした。
学生時代は、体育の授業や部活等で運動をしていても、就職して仕事が忙しかったり残業があったりなどで、運動の時間が減ってしまう人が少なくありません。
もちろん、中には忙しい生活のなか、マラソンとかダンスなどを上手く日常に取り入れている人もいます。
こういう人はうまく新陳代謝を上げることができ、脂肪を燃焼しやすい体を作り、中年になっても太らずにすんでいます。
中年太りをしない人は新陳代謝が良い
体には沢山の細胞がありますが、古い細胞は死んで行きそれが常に新しい細胞に変わって行きます。
これが「新陳代謝(しんちんたいし ゃ)」です。
若い時は、新陳代謝が正常にさていて、細胞が新しく生まれ変わっていますが中年以降になると特にこの機能が衰えてきます。
体は、食べ物という形で栄養を取り込み、食べ物を代謝をさせて、必要なエネルギーに変えて消費して、また同時に肉や骨を作り生きてい ます。
瘦せている人は、確かに運動をしている場合が多いのですが、体質の一つである、新陳代謝が高いというのがあります。
新陳代謝が高いと、運動をしなくても、体がカロリーを消費できる体質なのです(^^♪
しかし、自分がそんな体になれないかというと、諦めるのはまだ早いです。
中年太りをする人はですので、「基礎代謝」を上げられれば、瘦せていけます。
中年太りをしない人は基礎代謝が高い
何もしない状態で体がエネルギーを消費することを基礎代謝と言います。
そして、基礎代謝が高い体の人は、さして運動もせず、デスクワークをしているだけで多くのエネルギーを消費してしまいます。
つまり、太りにくい体質のひとです。
中年を過ぎても太らない人は、この基礎代謝が高い人が多いと言われます。 ここで、そんな基礎代謝が高いひとのことを、羨ましいと思います。
しかし、この基礎代謝を上げることは自分でできます。
運動をすることで、最初の章でお話しした 「ホルモン」も活発化されます。まさに一石二鳥ですね。
もちろん基礎代謝を上げるには、運動に加えて「筋肉を増やす食事」も大事です。しっかり筋肉を増やば、食べたいものを食べて痩せるこ とができます。
中年太りをしない人の特徴は?【3】食生活から
次に、食生活についてです。言うまでもなく、食べることは太ることと深く関係しています。
中年太りをしてくると、まず考えるのは「炭水化物を減らそう」とか「脂肪を摂るのをやめよう」などでしょう。
しかしそれだけでは結局瘦せられないことが多いと思います。
中年太りをしない人はバランス良く食べる
栄養素の中で「脂肪」と「糖質」はどうも悪者扱いされます。
ですが本当にそうでしょうか。 中年太りをしない人は「脂肪」や「糖質」も含め、いろんなものをバランス良く食べている人が多いです。
脂質と糖質はタンパク質を入れて「3大栄養素」と言われ、体を動かしたり、体を作り成長するために必要な栄養素です。
どれが不足しても、成長できなかったり、体が疲れる、力が入らない、頭が働かないなどという状態になります。
まずはこれらのものをバランス良く食べるのが中年太りにならないコツです。
中年太りをしたくなければGI値に注意しよう
「低インシュリンダイエット」といって、脂肪や糖質を抑えるために、GI値(グリセミック指数、Glycemic Index=糖分が血菅に溶け出す速さの値)に注意した食事をするものです。
GI値が低い食品を食べれば、急激な血糖値の上昇を避けることができ、糖を脂肪にさせてしまわない食べ方ができます。 とはいえ、バランスが大事ですので、GIだけ重視して、暴食をしては効果はありません。
中年太りをしない人の特徴は?【4】性格から
最後に「性格」です。中年太りをする人って、どんな性格なんでしょうか。 私はしない人には、3つの性格があるように思います。 1. 流行りに動じない 2. ものにこだわり過ぎない 3. 意志が強い
では順に説明して行きます。
【流行りに動じない 】
ダイエットには流行りがあります。
○○ダイエット、ってありますよね。
しかし、カロリーゼロジュースを含め、いろんな物が発売されているわりには、瘦せてない人が多いです。
それは、ダイエット商品で急に瘦せたり、大きく体質を変えることができるわけではないからです。
自分はこうだとスジが通っている人は、自分なりのスリムな体の作り方を知っているし、流行りに動じないものです。
【ものに執着しない】
何かのことだけに執着する人は、「これを食べない方が良い」と言われるとそれにこだわり続けることが多いです。
特定の食品を食べないことで、疲れや不眠なども起こすこともあります。
食品にはそれぞれビタミンやミネラルも含んでいますし、一定の 食品を摂らないことで、不足する栄養素が出てきます。
一定の食品を摂らないことで、不足する栄養素が出てきます。
【 意志が強い】
中年太りをしない人は、ものに執着しないと同時に、自分が「これは」と決めたことに対しては強い意思を持っています。
いろいろなものを食べるのは大事です。
ですが、中年太りをしない人は、しっかり制限するののは制限すると意思を強く持っているように思います。
程々に食べる意志、太る原因の一つ、人工的な砂糖を止める理性的な部分、そういうものがあるというのも特徴です。
これらの「中年太りをしない人の性格」は誰もが真似できるわけではないかもしれません。
ですがこれを少しでも意識していくことで、よ り痩せやすい体になっていくのは確かです。 気持ちの面でも、中年太りをする人は、しない人から学んでいきたいものです。