クリスマスのメインディッシュに鶏の丸焼きをと考えている方も多いのではないでしょうか。
丸焼きって面倒だし、焼き方を間違えると美味しくなくなると心配と思ってしまいますが、そんなことはなく、はっきり言って簡単です。
鳥肉の選びかたは、鶏の他にホロホロ鳥でも良く、中には、フォアグラや、栗なども入れられます。
限りなく好みで、丸ごとローストチキンを楽しんで作れますよ。
作るのは簡単ですが、テーブルでサーブするのに気を遣います。
この記事では最初に詰め物ローストチキンの作り方を、そして作品の切り分け注意点をご紹介します。
クリスマスのローストチキンのレシピ
ローストチキンの中に、フォアグラ、肉のミンチやクリを詰め込む、ファルスタイプがあります。
ローストチキンの丸焼き詰め物レシピ
鳥一種で、ホロホロ鳥の丸焼きです。
フランス語でパンタードと言います。皮の色が鳥肉とは違って、ところどころ紫になっています。
フランスでクリスマス時期によく出回る鳥肉には、その他に、 ブレスの鶏やシャポンもあります。
これは↓、パンタードです。
中の詰め物には、
- ミンチ肉
- フォアグラ
- 栗
などを入れます。
ホロホロ鳥は、淡白な味ですので、フォアグラなど濃厚なものとバランスが取れます。
レシピです。
詰め物には、
- 鳥肉100グラム
- 栗50グラム
- エシャロット1個の細切れ
- パン粉少々
- 塩コショウ
- ナツメグ少々
- フォアグラの生100グラム
のフォアグラの生以外を混ぜてミキサーにかけます。
その方がフォアグラの生を入れやすいです。
鳥のお腹の中に、上のミキサーにかけたペーストを、細長く切ったフォアグラの生を真ん中にして入れていきます。
鳥肉が崩れないように糸(料理用の糸)で巻きます。
詰め物は入れてから、1日から2日冷蔵庫に入れてから、焼いた方が鳥に中の詰め物の味がついて、味が良くなります。
焼くときに、ハーブ(タイム)をふりかけ、小さいバターを置いて、オーブンで180度でアルミホイルをかけて1時間30分、その後20分でアルミホイルを外します。焼き時間は、500グラムで30分です。
このほろほろ鳥は、約1,5キロなので、焼き時間は1時間半でした。
アルミホイルを外すと、ハーブが焦げます。
ローストチキンの詰め物なし
詰め物を入れないローストチキンの焼き方は、同じく180度で500グラムで30分です。
パイレックスや、鉄皿に、チキンを真ん中にしてオーブンで焼きます。
アルミホイルを被せると、ハーブが焦げません。
火の通りにもよりますが、外の皮がかりっとするには、アルミホイルをとった方がいいです。
最後の20分で、周りに栗やキノコなどを周りに盛りつけて焼ます。
オーブンから出して、そのままテーブルの上にもっていって、それから切り分けます。
ガルニチュール(付け合わせ)は、
- 栗
- ジロールキノコ、
- 干しトマト
にしました。
ローストチキンのソース
ソースの材料は、焼いたチキンの肉汁を使います。
- みじん切りのエシャロット3つ
- バター少し
- 白ワイン1カップ
- ビネガー1カップ
- 赤ワイン1カップ
小さな鍋に、バターを敷いて、みじん切りにしたエシャロットを入れて、しなしなになるまで炒めます。
白ワインとビネガーを入れて量が半分になるまで、弱火で煮詰めます。
チキンが焼けたら、肉汁の油の部分を除いて、用意しておいたソース鍋に入れ混ぜます。
焼き上がったローストチキンのハーブと、糸を取り除きます。
チキンを切る場所をどこにするか決めます。
- テーブルの上で切る、
- 台所で切り皿に盛るつけテーブルへ持ってくる
です。
まな板の上で切るとしっかりしていて切りやすいです。テーブルに着いたお客さんの前で切る場合は、崩れないように切るようにしないといけません。
一度、テーブルまで作品をもっていき、その後台所まで戻り、切ってから、各自のお皿に盛り付けて、テーブルにもってくると失敗しません。
このタイプのまな板で切ると、肉汁がこぼれ落ちないです。
【ボルドー赤ワイン、サンテステフ村】
サンテステフには、格付けの1級がなく、2級シャトーが2つあり、このシャトーが2つの内の1つです(コス・デス・トゥルネル)。 このワインはセカンド🍷で、エレガントです。
まとめとテーブルでの盛り付け
ローストチキンは、詰め物を作って入れるだけですので、思ったよりは簡単です。
テーブルの上で切るよりは、台所で切った方がいいという場合は、ソースだけをテーブルに運べばいいです。
盛り付けされたチキンを運ばれて、もてなしを受けた方も、ソースだけかけて食べればいいです。
付け合わせは、栗だけだと、色が黒っぽくなりますので、トマトなどがひきたって綺麗です。
フランスのクリスマスディナーについては、こちら↓の記事をご参照ください。