トリュフの生は食材として新鮮なものを入手するのは手間がかかります。
そして、買ったトリュフの値段が高かった割には、あまりおいしくないというときもあります。
結局生でも新鮮でないと味も香りも劣化してしまうってことなのですね。。。でも本当はちゃんと味も香りもあるから、世界三大珍味と言われているのでしょう。
新鮮でないなら、最初から、缶めや瓶詰めのトリュフを使うのも手です。
瓶詰タイプには「ブリズール」、「カルパッチョ」や「オリーブオイル」などがあります。
美味しいです!
では早速、美味しい食べ方を見ていきましょう(^^♪
トリュフ料理の食べ方
トリュフは、生の新鮮なものなら香りがあります。!
これは5月に出回っている「夏トリュフ」です。
二つに切ると、こんな断面です。
一番美味しい食べ方は、パンに乗せるのが良いといわれて試してみました!
スライスしてパンに乗せる
パンは、「パン・ドゥ・カンパニーニュ」と言って、フランスパンですが、全粒粉が入ったフランスパンで試しました。
まず、パンをスライスして、オリーブオイルをかけ、その上にスライスした夏トリュフのせ、更にオリーブオイルをかけて試しました。
そうするとファオグラなしでも、しっかりと香りを感じることができます(^^♪
バターのまったりな香りが加わっていると感じです。
スライスしてフォアグラとパンに乗せる
生のトリュフが手に入らないと、このような瓶詰がお薦めです。
これは黒トリュフの丸ごとなのですが、粒が小さいです。
同じく「パン・ドゥ・カンパニーニュ」をスライスして、その上にスライスしたフォアグラをのせ、少しだけ塩をふり、そこにスライスしたトリュフをのせて、またちょっとだけオリーブオイルをふります。
トリュフ料理で一番使われるのが、このファオグラとトリュフのスライスパンでしょう。
素材を楽しむには、これが黄金の食べ方といわれています(^^♪ ちなみに、トリュフは上あごにのせてゆっくりと味わうと良いようです。
ただ、この黒トリュフは瓶詰に入ったもので、あまり香りがないのですね。。。
理由は、かつお節の一番出しのように、トリュフからとった一番ダシが香りや味を奪っています。
下の「Jus de Truffes トリュフの液」で瓶詰になって売られています。
トリュフのメーカーでは、大体(私が調べた範囲で3社は)この「Jus de Truffes トリュフの液」を販売していますので、瓶詰になっているトリュフは出がらしっぼくなっていると感じます。 このトリュフの液は楽天で販売していません。 ステーキを焼いたときなど、ソースに混ぜるとなんともかぐわしくなります。↓
缶詰タイプのトリュフに全く味がないかと言えば、そんな事はないのですが、味や香りは薄いです。。。
ですので、トリュフ漬けのオリーブオイルをかけると、香りが充満して美味しいです。
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生トリュフでスパゲティを
生のトリュフでなら、簡単にスパゲティにふりかけるのが、香りを味わうのに手軽な作り方です。
トリュフは、盛り付け前におろし金でスライスして、スパゲティにふりかけます。盛り付けてから食べるまでに時間がたつと香りが飛んでしまうので、テーブルでカットして即食べるのがお薦めです。
スパゲティと
タッリアテッレで試しましたが、卵入りのタッリアテッレの方が、トリュフの香りが引き立つように感じです。
オリーブオイル漬けのカルパッチョでスパゲティ
実際生のトリュフはフランスでも手に入りにくいです。専門店に行けば別ですが、八百屋さんで年中売っているというものではありません。
ですので、瓶詰の黒トリュフを買うなら、こんなオリーブオイル漬けのトリュフのカルパッチョが便利ですね。ほんのりトリュフの香がします。
スライスしたパンやスパゲティにしてふりかけると、香りが充満します。 または、カルパッチョといって、トリュフをスライスしてオイルで瓶詰にしたのです。
スライスされたカルパッチョを出した残りのオリーブオイルには香がついています(^^♪
最後に茹でたタッリアテッレに生ハムをのせて、トリュフのカルパッチョをのせて、残りのオリーブオイルをかけました(^^♪
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スライスしたパンやスパゲティにして乗せて食べるのがお薦めです。冷凍トリュフは味が落ちますので、オイルやカルパッチョの方が良いと思います。
小さいカットタイプのトリュフ
その他、このような、「Brisures ブリズール」と言って、細かくカットしたタイプがあります。
英語では、ブレークチップと言っていますが、このタイプはトリュフの皮も丸ごとカットしていてありますので、缶詰(瓶詰)タイプでは一番香りがあります。
これは、パリのデパートに入っているトリュフ専門店でも、街中にある専門店で質問しても店員さんから「Brisures ブリズール」が瓶詰で香りが一番あるとの答えが返ってきましたので、太鼓判を押せます。
瓶詰は、この様に「Brisures 」と書いています。
管理人もこの「Brisures ブリズール」は卵料理に思い、スクランブルエッグにしました。
ブリズールを、といた卵に混ぜて、1時間冷蔵庫で寝かせて、それから少し経ってからバターをたっぷり使ってスクランブルエッグを作りました。
バターとトリュフの香り「ピカイチ」ですよ(^^♪
バターはちょっと良いのにしようと思い、エシレバターを使いました。
ワンポイントアドバイス
生トリュフを食べる時は、おろし金でスライスしますが、スライスしてから時間がたつと香りが飛んでしまいますので、スライスして上にかけて、すぐ食べるのが良いですね。
1時間も前に用意して、それから乗せて食べると、香りが飛んでいってしまいますので、周到に準備してから食べましょう(^^♪
まとめ
いかがでしょうか?
生のトリュフがまず手にはいり難いですが、瓶詰タイプもすてたものではありません。
お薦めは、
- ブリズール
- カルパッチョ
- ジュ(一番だし)
です。
フランスパンならパン・ドゥ・カンパニーニュをスライスして、トリュフ漬けオリーブオイルをかけたり、スパゲティにかけたりするだけで、グ~ンっと味と香りを感じることができます。 おすすめです。