膝の黒ずみが気になることはないでしょうか?膝が出るスカートを履いたときに鏡の前で、「こんなに黒いの?」と自問してしまうことがありますよね。
膝は曲げていると色もさほど気になりませんが、足を真っ直ぐにすると色の黒ずみがくっきりしてみえます。そして、黒ずんでいるだけでなく角質が定着してくると、膝頭のあたりが目立ってしまいます。
<また、くるぶしに座り胝までできてしまっていると、パンツルックでもサンダルだと足元が人目についてしまいすね。
管理人も以前、膝の黒ずみが気になりだして、どうにかできなか悩んだ時期がありました。
黒ずみは一度できてしまうと、なかなか無くすのが大変です。かかとのように軽石でこするとかえって、黒ずみを悪化させてしまい、膝の皮膚はデリケートです。
とはいえ、膝のお手入れはこまめにしていけば、改善ができます。 それには、何故黒ずみができてしまうのかを考えて、生活習慣を見直すのが効果的です。
そこでこの記事では私が知ることができた「膝の黒ずみの原因」を全てお伝えするとともに、私がおこなってきた対処法もご紹介いたします。
膝の黒ずみの原因
まずは、膝の黒ずみができてしまう原因を探ってみましょう(^^♪
黒ずみの原因とメカニズム
膝が黒くなる原因は、摩擦、刺激、圧迫、乾燥などがあると言わています。黒ずみができる場所は体の中でも、伸びたりちじんだりする関節の箇所ですね。
関節がある場所の、【肘】や【膝】を使って、立ったり座ったりを繰り返す際に、そこに力をかけたり、膝ついてこすると、黒くなってしまいます。
製薬会社の小林製薬のサイトでは、【黒ずみのメカニズム】について以下のように説明しています。
皮ふへの圧迫や摩擦などの刺激により炎症を起こし、メラニン形成と過剰角化が進行し、黒っぽく分厚い皮ふになります。これがいわゆる“黒ずみ”です。身体の皮ふの中でも、特にひじやひざといった関節は、「ひじをつく」「ひざ立ちの姿勢を取る」などの日常的な習慣として机や床・地面と接することが多く、物理的な刺激を受けやすい箇所です。 引先先 : 小林製薬 ニュースリリース 黒ずみメカニズム
この膝を畳について、立ったり、座ったりする回数が多いと、それだけ膝の肌をこすることになりますので、その刺激で黒くなってしまいます。
肌が刺激を受けると、メラノサイトが刺激されてメラニン色素が作られてしまいます。そしてメラニンがそのまま積み重なってしまうと、色素が沈着して黒ずみになってしまうのです。
また資生堂のサイトでは、メラニン生成のことを以下のように言ってます。
通常は肌のターンオーバー(=肌の生まれ変わり)により、メラニン色素は皮膚の外側に押し出されて、次第に消えることがほとんどですが、紫外線を浴び続けたり、ターンオーバーが正常に行われないと、そのまま色素沈着となって残り、消えにくくなることがあります。このほか、色素沈着の原因として、衣服の擦れやナイロンタオルの使用といった物理的刺激が挙げられます。また、ストレスやホルモンバランスの乱れが関係している場合もあります。引先先 : 資生堂 色素沈着のケア
長々と引用文をご紹介しましたが、膝の黒ずみを作ってしまうのは、だいたい畳に座る・立ち上がる時です。
膝の黒ずみができる動作
具体的に、黒ずみを作って定着してしまう状況は、どんなことなのでしょうか。
以下のことが言われています。
- 正座をする時も含め、畳や床に膝をついて立ち座りするよる刺激
- 畳ではなく、板の間でなら座りだこもできる
- 角質ができて固くなる
- 日焼けで色素沈着をひどくする
- ナイロンタオルで色素沈着をひどくする
この中で、1の畳や床に膝をつくのが一番の大きな原因と思っています。
外人スタイルの、椅子の生活だと黒ずみはありません。畳の生活は、外人が憧れる生活ですが、膝の黒ずみができる原因です。
では黒ずみができる、それぞれの場面をみていきましょう。
正座による刺激
日常的には畳の上に座るときに、膝をついて座ります。
一度座っても、テーブルの上でご飯を食べるなど、膝で何度も立ち座りを繰り替えしますので、その度に膝を刺激しています。
正座が苦手の方もいますが、正座の方が楽という方は、膝からくるぶしまでを何時間も畳や座布団に着けていますので、足のすねを全体が黒くなっている可能性があります。
畳に膝をついて作業をによる刺激
ご飯を食べるときに、正座をしてテーブルに座らなくても、日常的に随分膝を使っている時があります。
小包を受け取って、段ボールの中身を調べるときなど、段ボールを床に置けば膝をどうしても床に置いてしまいます。
黒ずみの度合いは、どのくらい頻繁に畳に膝をつけるかです。正座の頻度が高いと、座り胼胝もできてしまいます。
座り胼胝の意味を「コトバンク」では次のように定義しています。
いつも正座しているために、足首のあたりの床の当たる所にできるたこ。 引用先 : コトバンク 座り胼胝
ナイロンタオルでゴシゴシ肌に与える刺激
体を洗うときに、ゴシゴシ洗うと肌がきれいになると思って、ゴシゴシ洗う事がありますが、黒ずみが取れるとはかぎりません。実はゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけます。
汚れは石鹸の泡でとれますので、ゴシゴシ洗わなくてもいいのですが、「汚れが落ちる気がします」。
そして、良くないて点として、ナイロンタオルは皮膚を黒くさせてしまいます。
入浴の際は、「麻か綿のタオル」を使って、泡をたててやさしく洗うことをお薦めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
できた黒ずみはなんとか取りたいものです。スカートではないと人目につかないからとしても、一度気になるとなんとかしたいと思うものです。
黒ずみの原因は、
- 摩擦
- 刺激圧迫
- 乾燥
でした。主に畳で立ったり、座ったりすることで、膝をついいる間に黒ずみが定着してしまいます。
なるべく膝をつかない生活をすることができればいいですが、お仕事柄、膝をつかない訳にはいかないこともあります。そんなときには、家にいるときは、椅子の生活にして、膝をつかないようにしてあげましょう。
お手入れも毎日すると、かえって肌に負担をかけてしまいますので、少しづやってあげると、黒ずみはとれていきます。
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