発酵で出来た発酵食品には根強い人気がありますね。
種類も、
- お味噌汁
- お醤油
- 納豆
- チーズ
- ヨーグルト
- 甘酒
などといくつかあります。
その中でも甘酒は、「甘酒が発酵食品として優れている」とも言われています。
そして自分で作って食べて、味覚でもすごくファンになってしまったので、そんな魅力もお伝えしたいと思います。
砂糖が入っていなくても、甘くておいしいです。
2023年、白雪印の麴を追加しました。
発酵・米粒が米麹になった発酵効果は?
発酵食品とは、食材に含まれる〚糖質〛や〚たんぱく質〛が分解される〚発酵〛という過程で、食材の味の深みが増したり、本来のその食材が持たない栄養素が得られた食品の事です。
米麹になって誕生する酵素
発酵食品は元の素材から変身しているってことで、
甘酒の原料は〚米麹〛で、米麹は最初は米粒です。
お米が米麹になるには〚炊いた飯お米に種麹を撒いて〛培養をするのですね。

種麹は小麦粉みたいな粉ですが、食べ物の性質を変えるって不思議~です。
原料となる穀物(米・麦・豆など)に水分を与え、蒸したものに種麹を撒き麹菌の増殖に適した温度条件下で培養したものです。麹は、酵素の宝庫と言われるほど多種多量の酵素を持っており、その力で穀物を分解します。 引用先 : http://www.higuchi-m.co.jp/koji/index.html

米粒が種麹で発酵した米麹
米粒が培養の過程を経て米麹になると、お米の周りや中に生えるカビの仲間で食べ物が美味しくなる酵素を作り出すのですね。
発酵物に含まれている消化酵素は、体の毒素を上手く排出してくれるのです。
そして米麹が甘酒になって発酵するまでになんと100種類以上の酵素ができると言う事です。これの米麹の酵素が、ご飯の中の糖質を小さく分解します。甘酒に限らず、発酵食品は栄養素を
- 分解して
- 吸収し安くして
- 消化を助けて
などの働きをしてくれます。そんな理由で便秘も改善してくれるのですね。
日本は発酵食品大国で、大国と言うからには、〚チーズ〛だけとか〚キムチ〛だけに限らず、納豆~お醤油などありとあらゆる発酵食品があります。
日本の湿気のある風土だから発酵を助ける事ができると言う利点と、主食の〚ご飯〛には麹菌が繁殖しやすい性質があるのですね。
善玉菌が腸内環境を整える?
甘酒と言うと、寒い冬場に飲むイメージがありますよ。甘酒を飲むと体が暖まり気持ちも暖かくなりますね。甘酒には先ほど言いました、〚消化〛を助けるだけではなく、腸内環境の改善ができる効果もあります。
腸内環境には
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
の3種類があり、悪玉菌が増えると腸の動きが阻害されて、食べたものが消化吸収がされなくなったり、老廃物が溜まって体調不良になってしまいます。
〚腸内フローラ〛という言い方を聞いたことがあると思いますが、腸内の環境を善玉菌で改善してくれるのですね! その結果便秘なども改善してくれると言う訳です(^^♪
甘酒の栄養面での効果は?
ここまで甘酒の効果として
- 消化を助けて、便秘を改善する
- 腸内環境を善玉菌で改善する
などの点がある事が分かりました。でもそれだけではないですよ!
それは、〚飲む点滴〛と言われる位に体を疲れ難くすることや、またお肌のアンチエイジング効果があると言う事です(^^♪
疲労回復に効果のあるビタミン?
甘酒に含まれる、栄養素やビタミンについても研究が進んでいます。

甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸などのすべての必須アミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれています。 甘酒には点滴に匹敵するほどの栄養が含まれており、しかも体内の熱や毒を排出してくれる解毒作用もあるので、体調不良、疲れなどに最適といえます。 引用先 : http://genkoji.com/about_koji/
とありますように
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- パントテン酸
などのビタミンが入っています。脂質の代謝促進効果のあるビタミンB郡が豊富に含まれていることから、炭水化物や脂肪の燃焼に役立つのですね。
ビタミンB1は、炭水化物の分解には必須なビタミンなのですが、日常の食生活では不足しがちなビタミンなのですね。それもそのはず、一番含有量が豊富なのは豚肉です。毎日豚肉を100グラムって食べないですよね。
ビタミンB郡をバランスよく摂取できることで、血行を促進するので、冷え性には効果があるのです。また代謝を良くしてくれますので体が疲れにくくなって行きます。
お肌への影響は?
またパントテン酸はビタミンCの働きを助ける役割をしているので、ビタミンCはコラーゲンを作る際に必要なビタミンで、コラーゲンの生成が促されるだけではなく、紫外線やダメージから肌を守ってくれる事になります。
美白効果としては、甘酒の材料の麹には、美白に効果的な麴酸が豊富に含まれていることで、この麴酸が、シミの原因になる過剰なメラニンの生成を抑えて、シミやくすみを抑えてくれるという事です。
アンチエイジングは、まずは腸内環境を整えられる事で便秘が解消されますし、便秘がすっきとすると、吹き出物も減りますし、肌にとってもいい環境とダイエットにも自動的に良い効果があると言う事です。
また、甘酒に含まれている麹菌には頭皮を若返えらせる効果があるとも言われています。美髪に必要なコラーゲンの生成にも関係が深いので、積極的に取り入れたい栄養素ですね(^^♪
スーパーやコンビニでも今は買えますが、自分で作れば、麹の量を調節して甘さも調節できて更に経済的です。保存料が入っていない甘酒の出来上がりです。
自宅甘酒の作り方
材料は
- 冷ごはん、ごはんを茶碗一膳
- 乾燥麹、米の計りで一合半
- お水、ごはん茶碗で3膳分
割合でいうと、
- 乾燥麹➡1
- 冷ごはん➡2
- 水が➡3
です。

米麹はこの計量カップで計ります。
または、白雪の麴↓
米麹と、残ったお米(冷ご飯でok)と水を、お米の炊飯器に入れて混ぜて、ジャーの蓋を開けたまま濡れ布きんをかけて一晩置きます。
私は大体、夜の8時位にセットして、夜中に起きて一度混ぜて、朝楽しみに布きんを取ります。
出来上がりは、このような感じです。

出来上がりは、砂糖もいれてないのに甘いのです。これは、白米ではなく、玄米です。玄米は白米よりビタミンB群が多いので、我が家では殆ど玄米食です。
玄米も、この麹ですごく柔らかくなります(^^♪
冷やご飯の代わりに、発芽玄米とそのまま炊いてもできます。
これが甘酒といわれる由縁ですね。
こうして炊飯ジャーで作ると、一杯20円くらいです。お財布にも優しい甘酒の出来上がりです。
では、次に酢と牛乳で飲むヨーグルトを作ってみましょう。
酢と牛乳で飲むヨーグルトの効用とは
甘酒の他に簡単にできるのが、酢でつくるのが、飲むヨーグルトです。
作り方は簡単、すぐできます。
材料は、
コップ一杯の牛乳と、酢をスプーン1サジ
コップの中で混ぜれば、酢ヨーグルトの出来上がり(^^♪
酢も毎日少量を飲むことで高血圧の予防をして、代謝を促して脂肪の燃焼を助けると言われています。直接酢を、スプーンで飲む事もできますが、胃にこたえるので、私はこのように牛乳に混ぜて飲んでいます。
酢で牛乳を混ぜたヨーグルトと、市販されているヨーグルトはあくまでも違うものです。本当のヨーグルトは乳酸菌で出来ていますが、この作ったヨーグルトは酢酸菌です。
酢酸菌も乳酸菌も少しつづ、毎日体に取り入れる事で、善玉菌を増やしていけますので、体の体質を良くして行く事ができます。
食事のメニューは別記事の朝の献立を参照して下さい。そして甘酒と、きな粉牛乳や、飲むヨーグルトなどを取り入れていけば、鬼に金棒の食事となっていきますね。
まとめ
発酵食品を取り入れた食事にしてからもう8年になりますが、体調がいいです。
甘酒は毎週作って(たまに作らないときあります)、楽しんでいます。(冷ご飯で出来るので、節約にもなりますので)
作った甘酒は冷蔵庫で保存してください。1週間は持ちます。私の場合は美味しくて飲んでしまいますので、1週間は持ちません。。。
お肌の調子は体全体の表面指数ですので、体調が良いとお肌も綺麗になります。体の中から体調を改善していければと思います!
発行食品の米ぬかの漬け物の〚マイぬか〛記事にまとめました(^^♪