
シャンパンのブラン・ド・ブランを最近飲む機会がありました。
今まではブリュットが美味しいと思っていたのですが、ブラン・ド・ブランは凄く美味しかったのです。
お店で買う時に、白のブドウの品種で作られていると言われました。
確かにラベルには、「Blanc de blancs ブラン・ド・ブラン」と書いてあります。
ブランは、フランス語で白の意味ですので、白の白という意味です。
また、黒の白のシャンパン「Blanc de noirsブラン・ド・ノワール」 もあります。
両方飲み比べてみました。意味もそうですが、味も見てみましょう(^^♪
シャンパンのブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールって?
ブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールって?
ブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールの2つは、それぞれ、 ブラン・ド・ブランは、白ブドウの品種のみで作られ、 ブラン・ド・ノワールは、黒ブドウの品種のみで作られています。
ブラン・ド・ブラン(Blanc de blancs)の特徴は?

ブラン・ド・ブランは、ラベルにもある通り、 Blanc de blancsとなっていて、 意味が、複数の白ブドウの白です。
blancsとsがついて、複数形になっていますので、白ブドウの品種は何種類かあるということです。
今回は、カキの盛り合わせと一緒合わせました。
びっくりしたのは、若草の香りがして、暫くしてから重厚さが出てくる白ブドウの味でした。
この若草の香りは、アルザスワインの特徴です。
シャンパンの産地のシャンパーニュも、フランスの北にあり、アルザスの近くにあることで、土壌の共通点があるようです。
草の香りが最初にあって、それが、まろやかになってくる、とてもエレガントな味です。
ブラン・ド・ノワール(Blanc de noirs)の特徴は?

ブラン・ド・ノワールは、ラベルにもある通り、 Blanc de noirsとなっていて、 意味が、複数の黒ブドウの白です。
noirsとsがついて、複数形になっていますので、黒ブドウの品種は何種類かあるということです。
今回は、子牛の胸腺 (きょうせん)のクルスティアンの、カレー風味クリームソースに合わせました。
白ブドウばかりよりは、黒ブドウなので、味が少し濃いめかと思って飲んだのですが、しずかな味です。
普通はシャンパンは、白ブドウと黒ブドウを混ぜて、メゾンシャンパンメーカーのメゾンの味をだしています。
黒ブドウだけで作っていますし、カキよりは少し濃いめの肉や魚に合うと思いました。
このブラン・ド・ノワールは、フランスでは、あまり作られていないのが、特徴です。
理由は流行りもあり、今はブラン・ド・ブランの方が多いのです。
オススメのブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワール
オススメのブラン・ド・ブラン
オススメは、この「デラモット」です。他の大手メーカーに比べて、お手頃です。
ブラン・ド・ブランの品種はいくつかありますが、このデラモットは、白ブドウ品種は、シャルドネばかり使っていて、味がエレガントです。
カキには、塩水とレモンを絞り、あとは、ブラン・ド・ブランを一口飲むと、美味しかったです。
至福のひと時でした。
オススメのブラン・ド・ノワール
オススメは、この「ドゥヴォー」です。
ブラン・ド・ノワールの品種はいくつかありますが、このドゥヴォーは、黒ブドウ品種は、ピノノワールばかり使っています。
このドゥヴォーの方が、上のドゥヴォー(モノプリ経由で売っているタイプ)より、10ユーロ高くメーカー直で出していて、賞を受賞しています。
贅沢に、バターで焼いた鳥肉のロティにトリュフをかけてとか(私はそうトリュフをかける機会がないですが)、鰻のかば焼きとかもいいようです。
と、ドゥヴォーのサイトに書いています。
どちらも、良いシャンパンですので、いい素材の料理をつくると、味が相乗効果で、美味しさ100倍となるのではないでしょうか。

私は、ブラン・ド・ブランはカキと、ブラン・ド・ノワールは牛の胸腺のクルスティアンで美味しくいただきました。