メルバは、オーギュスト・エスコフィエがソプラノ歌手、ネリー・メルバへ捧げ作ったデザートです。
「桃のメルバ」ともいい、シロップ漬けの桃を、カップ入りのバニラアイスの上にのせ、フランボワーズのクーリソースをかけたデザートです。
メルバは丸ごとの果実のデザート
これは、パリの一つ星レストラン「Apicius,」のアレンジしたメルバです。

メルバ『ポワール・ロティ』
ポワール・ロティのキャラメル味のメルバです。
メルバの定義は、「シロップ漬けの桃を、カップ入りのバニラアイスの上にのせ、フランボワーズのクーリソース添え」です。
こちらの1つ★のレストランでは、桃ではなく、ナシを使い、さらに、ポシェではなく、ロティにしてアレンジしています。
マスカラポーネの上に、ナシのロティを、その上にバニラアイスをのせ、その上から、キャレメルをかけています。

メルバは、1899年からロンドンのカールトンホテルのメニューには登場していたようです。
もう一つのベルエレーヌも、オーギュスト・エスコフィエの考案とも言われていますが、そういっている文献がないということです。
どちらにしても、両方ともエスコフィエの時代には食べられていたよれているようでが、ベルエレーヌはメルバより30年も早く、作られていました。
両方とも有名パティスリーですが、メルバは食べる機会が少ないですね。