やきもちを焼かないことや、やきもちがないというのは、かなり珍しいと思います。
人の気持ちを探るのはとても難しいですし、本当にやきもちをやかないのかと自問自答すれば、自分の気持ちでさえ分からない時もあります。
とはいえ、昨日まで恋焦がれていた人がいたのに、今日から気にも留めなくなったというのは実際にある感情です。
そのくらい、人のこころは変わってします。
もちろん、「飽きっぽい」という人もいるでしょうし、ずっと気持ちが変わらなく、何十年もの間、思いを抱いているという人もいるのではないでしょうか。
思いを馳せるのが高じると、独占欲もでてきます。それに叶わない恋に陥ると、相手を振り向かせたいと思うのも、恋心なのかもしれません。
振り向かせたくて、相手に攻撃心が出てくることもないとも言えません。
攻撃することや、叶わない恋で、復讐するという気持ちは、もともと、恋愛関係が上手くいっているときにはない心理です。
いつも健全な恋だけできるともいえませんが、復讐心をもつようになるには、それなりのことがあったからでしょう。
しかし、復讐心を持っても、状況は解決されないのは事実だと思うのです。
難しいですが、気持ちの整理をして前に進んでいきたいですね(^^♪
やきもちと復讐心はどう違う?
やきもちの一つや、二つなら誰しも抱いてしまうことはあるかと思います。しかし、復讐心を抱くとまでなるのは、案外どろどろな状況を経験してしまったからではないでしょうか。
やきもちを焼く
やきもちくらいは誰でも焼いてしまいます。ぬいぐるみにさせもやきもちってあり得ますよね。
思いを馳せている相手が、自分の思うように行動してくれないことは多々あります。それで、イライラなどもあります。
自分のことを自分が描くように思ってくれないないなど、高まる気持ちに比例して、相手の態度や行動から愛情を感じられないことはあります。
やきもちについて、語源由来辞典では、以下のように言っています。
「やきもち」は火であぶって焼いた餅のこと。嫉妬することを「妬(や)く」とも言うことから、それを掛けあわせて「焼き餅を焼く」というようになったもの。一説に、焼き餅はプクーとふくれるところから、嫉妬した女性のふくれっ面を連想して生まれたとする説があるが、これはこじつけと思われる。 引用先 : 語源由来辞典 やきもちを焼く
やきもちは、膨れます。プクーと膨れるとあります。思うようになれば、ほっぺも膨れません。つまり「不満な時」ですよね。
恋人同士では、期待通りに行動してくれる恋人ばかりではありません。
自分が思い描いたような態度をされないどころか、最近つれない態度をとられたり、無視までされると、かなり辛い思いをします。
自分が傷ついたときは、傷をいやしたいと思います。自分の心を癒すには、相手を傷つけたくて、行動をしてしまう人も中にはいます。
やきもちと復讐心は違う?

やきもちは、嫉妬をして自分一人の心の葛藤です。
相手が振り向いてくれなくて、一人でどれほど落ち込んでも、やきもちの段階では、自分一人での、心の痛みです。
しかし、復讐心ともなれば、次元は違い、相手を傷つけて、自分の心の傷を癒したいという段階です。
復讐心は、なにがなんでも、「自分の傷ついた心」を理解して欲しい、同じように傷ついた心を持たせたいということですね。
こうなれば、1日や2日の恋ではなく、何年か続いて、結局思うようにならなかった心模様とも言えそうです。
実際にどろどろしたものができるまでは、時間経過が必要です。
復讐心をもつまではどんなことがありえるのでしょうかか。
復讐心を持つまでの心理
叶わぬ恋をしているだけで、自分の存在を相手が知らなければ、復讐心も生まれようがありません。
相手を振り向かせたい、または、自分の方だけを向いていて欲しいという心理があっても、心が傷つかなければ、復讐もありません。
余程心が傷ついたということになるには、年月もかかっているのかもしれません。

相手が、傷つける意図もないということもありまし、ほとんど知らない人に対して、どんな言い方をされても、復讐心はもてないのではないかと思います。
復讐心を持つまでとなると、うらみや、つらみを持つまでの、長い月日が必要です。裏切られたなどと感じるような背景がある状況と思います。
- 結婚すると言っておいて、話しが流れた
- 離婚すると言っておいて、離婚しなかった
- 家族の命に関係すること、
など、3つ目は、やきもちうんぬんではありませんので、範疇が違いますが、結婚や離婚など、それまでの思い入れや、期待を裏切られたという気持ちがあるときは辛いものですね。
気持ちの持って行きかたが問題なのだと思います。
復讐心を持つのは距離感?
復讐という言葉の意味合いは重いですね。
「復讐」をしないと気が済まないという状況になるには、それなりの親密な関係だったということなのでしょう。
それは、その親密な関係の期間が長いほど、裏切られたと感じる思いも大きくなると思います。
相手が裏切るつもりがなくても、自分の方でどんどん気持ちを入れていったということもあります。
それで、自分が入れ込んだ度合いや、期間に応じで、相手の気持ちを十分感じられなかったなどです。
あくまでも自分の方での感じ方ですんので、約束などなくとも、相手への期待が大きくなってしまうのも、落胆が大きくなってしまう時もあります。
約束もどんなようにしたのか、また、約束をしたのかはあやふやな場合もあります。
した約束を守ってもらえないのは、復讐心をもつことへ発展する動機にはなるのかとも思います。
そんな意味で、結婚を約束しておいて、一緒にならなかった、離婚をすると言っておいて、そうならなかったなど、残念ながら上手くいかないこともあります。
ただ、それが、約束を守らなかった相手の、心変わりから起こったことなのか、家庭の事情でそうなったかは、理由はとても複雑な場合があります。
破談になった時は、いい訳や釈明をするのを嫌う人も少なくないでしょうし、なんとなくあやふやにごまかされるということもあり得ます。
誠心誠意に、謝られると、納得はできなくとも、仕方がないとも思えるかもしれません。勿論心のなかは穏やかではありませんが、そこはいままでの、付き合いもあり、仕方がない事情だから我慢をする思いがあります。
ところが、その説明をなにかほったらかして、段階を飛び越えて言われると、ないかごまかされた感があり、考えても考えても納得がいかないとなると、腹の虫がおさまらなく、利用されるだけ、利用されたという思いが起こってくる場合もあるのでははないでしょうか。
もし、相手に利用するなどという気持ちが1ミリくらいから、何センチにも発展することもありえます。
仕返しをしないと気が済まない?
かといって、仕返しや復讐心を抱いて、人生を送るのはマイナスな考え方です。
残念ながら、いつもいい恋だけをしていけるというものでもないのではないでしょうか。
ある意味、へんな相手に当たったとか、つまずいたと思うしかないときがあります。
そんな時は、将来を考えることです。
へんなのにひっかかったと思い、次のステップへ進みましょう。
いつも明るい将来が待っていると、自分に言い聞かせることはとても大事です。
「ああすれば良かった」とか、「こうであれば良かったのに」と思いだすことはあるかと思います。
だだ、過去を振り返り過ぎても、プラスにはならないのも現実です。
何年間か、打ち込めるものを見つけて、ないしは次の恋をみつけましょう。ないしは両方です!
その何かに打ち込められれば、とても輝いた時期を迎えられるのは間違いなしだと思います(^^♪
まとめ
復讐心をもつとは、やはりよほどのことです。
かといって、持つだけで相手に危害を与えないですむのであれば、やきもちと一緒で、自分の気持ちを上手くコントロールしていければいいですね。
復讐心菌は、なにかの拍子に繁殖してしまうこともあり得ます。自分自身の体調や、家族をとりまく環境も関係します。
復讐心など、今までは無縁の生活をしていたという人でも、何かが原因で人生につまずいて、落胆、病気、借金など、ありとあらゆることが上手くいかない時もあり得ます。
そんな時は、ゆっくり休んで、頼れる人にそばにいてもらい、また人生の再出発をしましょう。
計画など立てる気にも最初はならないかもしれませんが、忙しくするのがそんなときは一番だと思います。
助けてくれる、励ましてくれる友人も、あてに過ぎないくらいに、あてにして頑張りましょう。