白髪染めはちゃんとやっていても、うまく定着しないのか、2,3日するとすぐ白くなってしまうことがないでしょうか。
そうなると、また白髪染めをしないといけないと思いすが、そうそう頻繁に白髪染めをして、頭皮には大丈夫なのかと心配になってしまいます。
実は自分では意識していなかったのですが、管理人の髪の伸びが非常に早いということに気が付きました。
結局白くなるのは、伸びる速さと白髪染めが上手く行ってないのと両方あるようです。
ただ、今後の健康を考えると、頻繁に白髪染めをするなら、なるべく害のないものを使いたいです。
管理人が使っている白髪染めと白髪染めの頻度についてご紹介します。
白髪染めの成分と頻度
自然なものであれ化学品であれ、髪だけを染めることは不可能です。白髪染めを行う度に液体が頭皮につきます。
こめかみの部分が気になるから、髪が伸びるとすぐ染めたいと思いますが、頻度は少なくした方がいいです。
白髪染めの頻度
髪の毛がすぐ伸びる人の場合は、毎週したいと考えます。会社勤めをしていれば、白と黒のまだらな髪で出勤すると、評価が低くなるというのもあり得ます。
しかし、厚生労働省のホームページでも喚起していますが(次の章に内容を引用しました)、アレルギーの危険性があります。
気になるのは、特におでこやこめかみの部分だと思います。
部位の面では、おでこの生え際は白くなっていないのに、こめかみの部分だけが特に白くなるのは、寝ている間に髪の毛がこすれるからです。
染めたにもかかわらず、白髪になるのは、
- 色落ちしたから
- 白髪の毛が伸びたから
のどちらかです。
髪の毛が早く伸びる人だと、1カ月で1,5cmも伸びます。目立ってくるのは、0,4cmくらいからでしょうか。
ただ白髪染めの頻度をあげないように、普段週に一度の場合は、月に2度くらいにするようにしていける方がいいです。
理由は使われている成分でアレルギーが出る人もいるからです。
白髪染め危険性
白髪染でも、ヘアーカラーリングでも、その人の肌に与える影響は無視できないです。
化学製品であれ、自然のものを加工しているのであれ、髪の色を変えるだけの化学反応をさせているわけですから、それでだけ、皮膚には負担をかけているということです。
中年になると、老化で髪が抜けているのか、頻繁に白髪染めを行うせいで抜け毛になっているかは、証明するのが難しいですが、石油系の白髪染めは頭皮には良くないのはわかっています。皮膚障害を起こしてしまっていることもあります。
厚生労働省のサイトで「警告」に近い形でメッセージがありますので、引用します。
(酸化染毛剤やアレルギーの特性)
○ヘアカラーリング剤の中では酸化染毛剤が最も広く使用されているが、主成分として酸化染料を含むため、染毛料等の他のカラーリング剤と比べてアレルギーを引き起こしやすい。
○治療に30日以上を要する症例が見られるなど、人によっては、アレルギー性接触皮膚炎が日常生活に支障を来すほど重篤化することがある。
○これまでに毛染めで異常を感じたことのない人であっても、継続的に毛染めを行ううちにアレルギー性接触皮膚炎になることがある。
○アレルギーの場合、一旦症状が治まっても、再度使用すれば発症し、次第に症状が重くなり、全身症状を呈することもある。
○低年齢のうちに酸化染毛剤で毛染めを行い、酸化染料との接触回数が増加すると、アレルギーになるリスクが高まる可能性があると考えられる。
引用先 厚生労働省 毛染めによる皮膚障害
管理人の兄は、白髪が多く髪の毛がふさふさしていたのですが、大学生になって白髪が気になり、ある大手メーカーのヘアーカラーを使ったら、髪の毛が抜けてほとんど半分の量になりました。
ですので、大手メーカーの商品が安心とも言えないこと、ヘアーカラーでも、白髪染めでも、使っている原料でアレルギーになってしまいます。
メーカーでは新商品の開発で、新しい原料を使いますので、新しい商品を使う場合も含めて、毎回パッチテストをするにこしたことはありません。
同じく厚生労働省の注意点を引用します。
(対応策等)
○事前にテストを実施する際、以下の点に留意する。
・テスト液を塗った直後から30分程度の間及び48時間後の観察が必要
(アレルギー性接触皮膚炎の場合、翌日以降に反応が現れる可能性が高いため、48時間後の観察も必要)。
・絆創膏(ばんそうこう)等で覆ってはならない(感作を促したり過度のアレルギー反応を引き起こしたりするおそれがあるため)。
○酸化染毛剤を使用して、かゆみ、赤み、痛み等の異常を感じた場合は、アレルギー性接触皮膚炎の可能性があるため、アレルゲンと考えられる酸化染毛剤の使用をやめる、医療機関を受診する等の適切な対応をとる。
引用先 厚生労働省 毛染めによる皮膚障害
白髪染めの成分
買うときに気をつけないといけない混入剤は、
- 水酸化アンモニア(昔の白髪染めで臭いがきつかったときに使われていた)
- エタノールアミン
- PPD(バラフェニレンジアミン、化粧品への使用は禁止だが白髪染めには使用可)
- ホルムアルデヒド
- パラベン
- レゾルシノール
が入っている白髪染めは、長期間使用していく過程で、抜け毛になったり、またかゆみ、アレルギーになったりという反応があり得ることと、癌になる可能性を秘めています。
アレルギーがあるには、人によりますが、美容師の方で退職する理由に白髪染めを頻繁にして手があれたりはあることです。
白髪染めで、薬草で出来ている「ヘナ」があります。ただ、ヘナにもPPDが使用されているものがありますので、どのヘナを買うかは注意が必要です。
抜け毛、アレルギーや癌の可能性には気を付けたいです。
白髪染めの種類
白髪染めの種類はいくつかあります。
- ヘアーカラー(酸化育毛剤)
- へアマニキュア(酸性染毛料)
- ヘナ(天然染料)
- シャンプー式カラー
などとなっています。
最初のヘアーカラーと、2番目のヘアーマニキュアの違いは、カラーの方は髪の中まで浸透して色を変えます。
白髪染めを使って10分で色が定着するのは、髪のケラチンを破って中に入り染色するからです。
しかし、ヘアーマニキュアは表面だけに色がつきますので、色が比較的早く取れてしまいます。
白髪染で早く染めたい、しっかり染めたいという場合は、ヘアーカラーの白髪染めと書いたものだと確実ですが、シャンプーをしていくうちに色落ちはします。
ですので、部分染めをすることで、少しの染料を使うことで少しでも負担を下げることができます。
それでは、白髪染め用のヘアーカラーとヘナについてです。
ヘアーカラー(白髪染め)の種類
ヘアーカラーについては、箱に白髪染めと書いていあるのがお薦めです。
ひと箱300円から500円で買えます。値段が安いのが利点です。(ツルハドラッグで買えば、300円くらいで出ています)
安いですが、毎週使うことがないように、部分染めがおすすめです。こめかみの部分だけに使うと、少しですみます。
それと、ちょっと面倒なのですが、シャンプーをして脂分をとってから行うと、色が落ちにくいです。
ひと箱を3回から4回に分けて使えます。これはお金の問題ではなく、なるべく液体を少なく肌につけるという意味で部分だけで染めれば、皮膚にも負担が少なく済みます。
ヘナ
ヘナは、自然に生息する草を乾燥させたものですので、薬品が入っていません。
ヘアーカラーの白髪染めと違う点は、ヘナは髪の外側を染色するだけです。ですので、髪がこすれたりで一月もすると色が薄くなってきます。
また染める時間も10分では無理で、約1時以上も間置くことと、色が思った色にならないことなどです。
色目はそれぞれの人の毛髪の反応はそれぞれで、色が違います。
また、ヘナも自然の薬草だからといって、アレルギーが起きないというわけではありませんので、肌にパッチテストを行ってから使うのが良いです。
自然の薬草といっても「漆」などは、肌が荒れることもある人もいます。
ただ、何年もヘアーカラーを使ってきた人の中で、ヘナに変えている人は多い理由は、10分で染まる化学品にはアレルギーが出たりなど、先ほどの厚生労働省が指摘している問題があるからです。
シャンプー式カラー
一度、シャンプー式のカラーを使たことがありましたが、あまり染まらなかった経験があります。
毎回シャンプーをする度に、お風呂場で色が濃いお湯を流すのもどうもいやで、使うのは止めることにしました。
ヘナの使い方と使用感
白髪染めからヘナに変え、使用感は抜け毛が減ったのと、髪の艶が良くなりました。
その他、きしみが少なくなったことです。
その分手間はかかりますが、髪が元気になるので、案外よ飼ったなと思っています(^^♪
【妊娠中の方へ】
化学品のカラーなり、白髪染めはリスクがありますので、注意が必要です。