パンペルデゥはデザートで、食べ残しのフランスパンでも作ることができます。
最近は、ブリオッシュで作っているたり、バリエーションがあります。
そして、デザートなら甘いのですが、「サレ」といって、塩味のパン・ペルデゥもあります。
そんなバリエーションのある、パンペルデゥを早速見てみましょう。
パンペルデゥはフランス語?
パンペルデゥは、フランス語で「pain perdu」と書きます。
直訳で、失ったパンという意味ですが、食べ残したパンで使ったデザートのことを言います。
固くなったパンを、牛乳に浸して柔らかくして調理します。
その他にブリオッシュで作ると、ブリオッシュペルデゥになります。
パンペルデゥとブリオッシュペルデゥ
ブリオッシュで作ってもパンペルデゥとも言いますが、使うパンは大体
- フランスパン
- パンドカンパーニュ
- ブリオッシュ
が一般的です。
ブリオッシュペルデゥはあまりありません。
大体の場合はすぐ食べてしまいますので、残ることもないからなのでしょう。
「耳付きパンペルデゥ」
大体は、フランスパンの残りを使いますので、フランスパンには耳があります。
残ったままのフランスパンをスライスして、牛乳につけて作るとこんな出来上がりです。
絶対ではないですが、パリのカフェで出てくるパンペルデゥにはアイスクリームが上に載っています。
下のパンペルデゥには、イチジクのジャムと、アイスクリームが添えてあります。
「ブリオッシュペルデゥ」
ブリオッシュは、少し厚めに切ってあるのが多いです。
上にかけるのは、チョコレート以外キャラメルも美味しいです(^^♪
「パンペルデゥのサレ」
パン・ペルデゥでも、デザートではなく、サレといって、メインディッシュの料理で、甘くつくらないのがあります。
有名パティシエのピエール・ヘルメのカフェでは、この「パン・ペルデゥ・サレ」がありました。
このパン・ペルデゥはとても美味しかったです。
ではデザートのパン・ペルデゥのレシピを見てみましょう(^^♪
パンペルデゥのレシピ
パンペルデゥもブリオッシュペルデゥもレシピは一緒です。
フランスパン5枚(余った量によって、あるだけ)
- 牛乳200㎗
- 卵2個
- ラム酒 少し
- バニラエッセンス 少し
- 砂糖 30グラム
- バター少し(フランスパンに敷く量)
- アイスクリーム(お好みで)
バター以外の材料を全て、ボールの中で混ぜ、パンを浸し5分くらいしたら、パンが柔らかくなります。
バターを中火で溶かしたフランスパンに、パンを1枚づつ置いて、片面づづ焼きます。
焦げ目はさっとでいいです。
用意しておいた皿にフランスパンから取り出したパンペルデゥを置いて、アイスクリームを添え、チョコレートをかけたりします。
本来であれば、パンペルデゥは残ったフランスパンを使って作りますが、デザートとしてとても美味しいですし、材料が安いことで、余らなくても作ることがあります。
フレンチトーストのようです。フレンチトーストなら、角パンでつくりますが、パンペルデゥであれば、通常はフランスパンです。
またブリオッシュペルデゥも最近はカフェで出てきます。