老人ホームの詐欺にはどういうものがあるのか?騙される機会が沢山です

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たまに家に帰って、親が少ないお金を使いこんでいるのを通帳で見て知って、詐欺にあったとのか思います。

使いこんでいるとか、親の通帳ですから、親のお金なのですが。

ただ急に残高が減っていると何かあったのかとは思いますし、詐欺? にあったのかとおもいますよね。

どういう基準で詐欺と判断するかですが、

〚だから荒野〛のドラマがありました。

高橋一生が亀田章吾という役で、

老人ホームの老婦人や、自分が孤児院で面倒をみてくれた恩人の世話をして行く中、お金を貰って、〚盗む〛(?というのか)というレベルに発展していった内容でした。

だから荒野と現実の詐欺

現実の生活でも、お年寄りの生活は孤独です。

家族と一緒に住んでいる人もいますが、独居生活もあります。

寂しくないお年寄りもいるかもしれません。

でも、体がだんだんときかなくなると、誰かに頼むしかありません。

社会の中で徐々に無視されたいった老人が、親切にしてくれる青年に心を動かされ、お金があってもなくても、親切にされると頻繁に来てくれる存在に通帳も預けていくようになるのです。

そんな高齢者の心理を良く知っている詐欺のプロは、〚通称やさしい○○さん〛になりすまして、高齢者の持ち金の金額に応じて、巧みに少額づづでも引き出していきます。

そして、高齢者は最後まで、騙されたとは思わないのがポイントです。

たまにしか親に会いに来ない、甥や、子供がお金の減額を見て、〚詐欺〛と訴えるのですが。

荒野の亀田役を詐欺と考える家族

だから荒野の高橋一生演じる亀田省吾という人物は、最初から、お金目当てに老人ホームにいる高齢者に親切にしていた訳ではなかったのです。

老人ホームで孤立している高齢者に親切にして喜ばれるのは嬉しい。

少しの間でも、その高齢者の世話をして、自分の居場所ができて、そして喜ばれるために、求められたものを与えて、その結果喜んでもらえるなら一石二鳥と思い始めるのでした。

介護を受けてている高齢者はほとんど愛情に飢えています。

友達は歳とともに段々といなくなり、残り少ない親戚や子供は滅多に会いにきません。

高齢者の中には、親切にしてもらうと、それ相応のお礼をする人もいます。

介護関係のプロでなくても、ボランティアで働いていれば、最初は「お礼」を貰って良いものか悩んでも、やがて貰って当然だとも思って行くようです。

それから

黙って貰っても良いだろう、

と変化していくのです。

勿論全ての人ではありませんが、心理の変化はあるものです。

ある痴呆症になっている老人ホームにいる老婦人の世話をして、その老婦人が亀田省吾を自分の夫と思うようになるのです。

一緒にダンスをするようになります。そして、段々と亀田省吾に頼るようになって行くのでした。

そして、亀田省吾の方は、その老婦人のお金を口座から引き出して、生きる術になってしまう。

そこに、普段行き来のない甥が現れて、亀田省吾の使い込みが発覚するのでした。

日常的に介護をしない家族の考え

老婦人には家族がいるのですが、めったに顔を見せない関係でした。その老婦人の甥がある日突然現れて、

〚亀田が遺産を乗っ取ろうとしている、亀田は詐欺を働いている、預金通帳から金を引き出している〛

と弁護士を」引き連れて、訴えに来ます。

老人ホームからその老婦人の甥に連絡があり、甥が老人ホームへ行き、

調べると、

亀田省吾がその老婦人の預金から引き出したのは、1年で約80万円となっていました。

甥が詐欺と思われる状況を知ったのは、翌年になってからでした。

つまり、一年間老婦人に会いにも来てなかったのですね。

お金が引き出されたことを知った甥は、叔母が詐欺に遭っていると、法的に亀田省吾を訴えて、叔母を救おうとするのです。

この甥の行動は、叔母を詐欺から守ろうとするものなのか、遺産相続人として少しでも自分の受け取り分を多くしようとする物なのかは、はっきりしていません。

ただ、何年も行き来がなくても、法廷相続人としての正義をかざしていました。

滅多にこない家族と面倒をみてくれる他人

この甥は老婦人を老人ホームに入れるだけで、普段は老婦人の面倒を見ない典型な例で描かれていました。

実際、老人の面倒をみるのは時間が掛かります。私は母親の介護を始めて、お金をもらっていませんが、何をするにしても、

  • 転ばないように気をつける
  • 車椅子で買い物に連れて行く
  • 階段を上がるときに手を貸す
  • 料理、家事、お風呂
  • 区役所での介護サービスの相談

かなりの時間がかかります。

ヘルパーさんは週に2回訪問在宅サービスをしてくれています。

合計で週に2時間で買い物と部屋の掃除もしてくれますが、2時間でできることは限られています。

お年寄りは自分できないないことが段々多くなってきて、誰かに世話をしてもらえないと不潔になるし、栄養失調になるし、鬱になっていきます。

お金がある老人は、ヘルパーさんを雇えますが、介護保険を使えない老人は、全部自分でやると、ただ食べて、寝て、起きての生活だけをしている場合もあります。

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だから荒野の老婦人の甥はまだ若く、老人の立場も気持ちも分からないので、ある日突然現れて、お金がどれだけ使い込まれたかだけを調べて、詐欺で亀田を訴えるのです。

何故、老婦人がそんな詐欺といわれる亀田省吾をあてにしていった心理を甥は分かっていませんでした。

亀田省吾が使いこんだ金額は、80万とありました。

この80万円を高いと解釈するか、安く済んだと解釈するかですが、亀田省吾がいなければ、その老婦人は随分とつまらない老人ホームの生活を送っていたのでしょう。

詐欺は詐欺ですので、亀田は訴えられ、老婦人の前から姿を消すのです。

ドラマの最後にその老婦人と甥がどのようは関係になるかも触れられませんでした。

しかし甥は、自分が頻繁に老人ホームへ来なかったことで、そのような詐欺にあったとも、反省もしていませんでした。

まとめ

この〚だから荒野〛だけでなくても、詐欺だと言って、お金が他人に渡って、急に家族関係を強調してくる家族は実際にいます。

老人ホームや、自宅で介護ヘルパーとして高齢者へサービスを行い、段々と信頼を得ていき、通帳まで預かる関係にも、そして、高齢者から〚家を建て替えるほどの金額〛を貰うお手伝いさんもいます。

お年寄りは親切にされるのがとても嬉しいのです。

親が詐欺に遭わないようにするには、親に近い存在でいてあげることができれば良いのですが、実際の生活上、遠距離介護では中々全部をみきれないのが現実です。

寂しさと詐欺は表裏一体ですので、騙されない環境をつくるには、頻繁に一緒にいるのが一番です。

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