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チーズを食べる順番ってどうすれば?常温でそれとも冷たいままで?



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食べる順番では、軽めの味から濃いめの味にしていくとは言われていますが、実はチーズがどの乳を使っているのかにもより、味は違っています。

また、チーズは、冷た過ぎてもうまく味わえません。

テーブルにチーズを出すタイミングもあります。

そこでこの記事では、自分のお皿に取分けてから、食べる順番はどうするのがいいのか、また冷蔵庫からテーブルに出すタイミングも一緒に見ていきましょう(^^♪

 

フランスチーズを食べる順番

 

チーズを食べる順番は、チーズの強さにより、弱いものから、強いものです。

ただ、この弱いと強いは、相対的でハッキリしていません。

フランスチーズの動物ごとの順番にする

一つ目は、種類別で薄い味から、濃い味にするという考え方。

動物別の乳の違いの順番で、

乳別では、

  • ヤギ

の順番で味が濃くなっています。

牛のチーズがもっとも数としても多いので、牛のチーズだけというばあもあります。

羊やヤギチーズもあれば、牛のチーズから食べて、最後に熟成が進んだヤギのチーズにすることもできます。

 

フランスチーズの種類別の順番にする

種類別の順番は、カテゴリー別の順番ということです。

フランスのチーズは約1000種類もあると言われています。

それらを7つの種類に分類にしています。

分類の仕方は、ハードタイプとか、ウオッシュタイプというものではなく、型に成形して、カビをつけるか、外側を洗ってあるか、殺菌してあるかどうかなどです。

カテゴリー別の順番で食べると、確かに味が濃くなっていくので、次のチーズの味を認識しやすいです。

分類の仕方は、

  1. フレッシュ・チーズ
  2. パット・モール・ア・クルート・フルリ(型で成型した外側が白カビタイプ)
  3. パット・モール・ア・クルート・ラベ(型で成型した外側がウオッシュタイプ)
  4. パット・プレッセ・ノンキュィット(圧縮された生乳無殺菌タイプ)
  5. パット・プレッセ・キィット(圧縮された生乳殺菌タイプ)
  6. パット・ぺルシレ(ブルーチーズ)
  7. フロマージュ・デゥ・シェーブル(ヤギのチーズ)

となっています。

分類の仕方は、こちらの記事へ↓

www.sakurakodesu.xyz

 

チーズの味が濃いかかどうかは、

  • 熟成期間が短いか長いか
  • カビがあるか
  • ウオッシュタイプかどうか

などで、

味の濃さが違っています。

カビがあるブルーチーズや、ウオッシュタイプの外側がオレンジになっているタイプは確かに味が濃く、

先に食べると後のチーズの味が分かり難くなります。

また同じ種類のチーズなら、ヤギのチーズの方が牛より味は濃いです。

ただ、ヤギのチーズは熟成期間が短いフレッシュタイプが多いので、味もマイルドなフレッシュタイプで分類されることが多いのも事実です。

中には熟成期間が長い、味が濃く、ピリ辛になっているのもあります。

そんな、例外もあります。

なにせ、種類が1000種もありますので、

そこで、別記事で分けたカテゴリーで分類(①~⑦)を元に、お薦めの順番は以下の通りです。

 

【食べるチーズの順番】

 

①フレッシュタイプ : 熟成期間が短いヤギのチーズ

チーズのフレッシュタイプとしては、ヤギのチーズがあります。

熟成期間が短いロカマドゥールなどです。

 

ロカマドゥール

熟成期間が3日などであれば、ヤギでもフレッシュで味が濃くありません。

 

②型で成型した外側が白カビタイプ: ブリ、ナフシャテル、カマンベールチーズ

などで、

この外側にカビのあるタイプで一番有名なのはなんと言ってもカマンベールチーズですが、その他にも、ブリや、♡ハート型のナフシャテルがあります。

 

ブリ

ナフシャテル

どちらもマイルドです。

 

その次には、

③圧縮された生乳無殺菌タイプ :オッソー・イラティーや、サンネクテール

など、

 

オッソー・イラティーは羊のチーズで、

セミ・ハードタイプに分類されるのですが、固くならないチーズで、マイルドです。

サン・ネクテールもセミハードの典型で、柔らかく、味も濃すぎずマイルドです。

サン・ネクテール

 

その次には、ハードタイプとなります。

④圧縮された生乳殺菌タイプ :コンテやグリュイエールやパルメザン などで、

セミハードタイプより、熟成期間が長くなっている分、味が濃くなっています。

コンテは、最長3年までなるものもありまり、しっかりとした深みがでているチーズです。

コンテ

 

グルイエール

   

その次は、ウオッシュタイプまでくると、かなり濃いです。

⑤型で成型した外側がウオッシュタイプ : ラングルやアフィディスなどで、

使う塩やアルコールで色が黄色や黄色~オレンジ色になっています。

味も濃いです(^^♪

アフィデリスは、外側の洗いを白ワインのシャブリを使っている非常に珍しいタイプです。

 

アフィデリス

楽天で、Berthautさんのチーズがあります。


 

その次に濃いのが、 青カビを入れて熟成させたブルーチーズです。

 

チーズを食べる順番として、この⑤と⑥がクライマックスと言えます。

外側のウオッシュタイプと青カビはどちらも味に個性がありというのか、強いです。

⑥青カビチーズ : ロックフォールやサントオギュール、などです。

 

ハードタイプタイプではなく、柔らかいですが、パンチがある味です。

 

ロックフォールは、羊の乳の青かびビチーズです。

ロックフォール

この⑤と⑥では、順番を逆にした方が良い場合もあり、

ウオッシュタイプにマンステールというチーズがあり、

このチーズは香辛料のクミンとたべるととても美味しく、

クミン自体も主張のつよい香辛料ですので、そんな場合はブルチーズの後にするのも良いです。

そして最後にヤギのチーズです。

 

⑦ヤギのチーズ : 熟成期間が長いヤギのチーズ、ピコドンなど。

ヤギの種類は本当に色々です。フレッシュチーズで分類されることが多いのですが、ヤギのチーズの中には、1年もののチーズもあり、熟成が進んで、ピリ辛になるのもあります。

ピコドン

これはピコドンといって、ヤギのチーズですが、フレッシュタイプではありません。

外もカビできて、味に深みがでてきています。

ヤギのチーズはすごく主張がでてくるものです。

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●楽天で購入するときは、同じチーズの場合は、売り先で値段が随分違いますので、比較した方がいいです。

 

まとめ~フランスチーズの食べる温度

 

フランスチーズの食べる順番をまとめました。

同じカテゴリーでも主張の強いチーズがあります。

それに、熟成期間でも、チーズの個性が加わってきます。

そして、チーズを食べるときの温度は大事で、冷蔵庫から出してすぐだど、チーズがまだ花咲いていないというか、香りや味が委縮している状態です。

大体1時間前には出して、夏の暑い時期なら30前とかで、2時間も3時間も前に出しておくのも良くないです。

美味しいとついついたべちゃいますね。

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