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「ブ」のブラータとブッファラチーズの違いは?普通の牛ではない水牛乳の味



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イタリアンチーズで今人気沸騰のモッツァレラチーズ、サラダに登場しています。

真ん丸の白いチーズと、野菜の緑の色が対象的に盛り付けると、とても綺麗に映える素材です。

このモッツアレラチーズは、「ブラータ」と、「ブッファラ」とも言います。

同じく「ブ」で始まるために、なにかややこしく同じに聞こえます。

ブラータチーズとブッファラチーズでは、どちらが美味しいのでしょうか。

早速見てみましょう(^^♪

 

ブラータチーズとブッファラチーズの違い

  ブラータとブッファラもモッツアレラチーズですので、ぱっと見でほぼ同じで、白く丸いです。

1味.ブラータチーズとブッファラチーズの違い

それで、ブラータとブッファラの違いは成分面です。

ブラータチーズは牛乳(牛)で、ブッファラチーズは水牛乳(牛の中の水牛)で作られています。

まずここが大きな違いです。 水牛と牛のチーズの味は違うんです。

2外見.ブラータチーズとブッファラチーズの違い

その次の違いは、ブラータチーズは、モッツァレラチーズのように丸型が多いです。 それで、丸の中の真ん中に生クリームが入っていることが多く、巾着袋になっています。

【ブラータチーズ】

ブラータチーズはチーズを丸めて、その中にクリームを入れ、上部を紐を〆て巾着状にして作ります。

 

ブラータチーズの巾着袋の端に紐あり

ブラータチーズの巾着袋の端に紐が見えます。(上の写真の左側に)

その他に、ブラータチーズの特徴として、中のクリームが周りに染み込んでいき、全体がクリーミーになります。そして中心部はずっと柔らか~いです。

ブラータチーズは、開くと中から生クリームが出てくるものばかりというイメージがありますが、全部がそうではありません。

 

【ブッファラチーズ】

それにたいし、バッファロー乳(水牛)で作られているブッファラチーズは巾着袋はありません。

名前は、「モッツアレ・ディ・ブファラ」とイタリア語で書かれています。 イタリア語で、水牛のモッツアレラチーズの意味です。

水牛の数は牛に比べて少ないです。

少ない水牛で作られているという特徴があり、水牛のチーズは牛乳のチーズより、少し酸っぱみがあります。

3形.ブラータチーズとブッファラチーズの違い

ブッファラチーズは、原料が水牛だというだけで、モッツァレラチーズですので、大体は大きさも、丸の直径8㎝くらいです。 しかし、このように、小さな直径2,3㎝のもあります。

このブッファラチーズは、本当に微妙な味で、洗練されています。

良いブッファラチーズを食べると、モッツァレラチーズはこんなに美味しいものなのかと、虜になると思います。

4クリーミーさ.ブラータチーズとブッファラチーズの違い

ブラータチーズは、中に水ぽいのでクリーミィーです。

中に入っているクリームのことを、イタリア語で、「Stracciatella ストラッチャテッラ」と言っています。

一見このクリーミーさは、とてもエレガントなのですが、この中のクリームは、余ったモッツアレラチーズと生クリームを混ぜて作っています。

モッツアレラチーズも、全部売れない時がありますので、売れ残りの部分を再利用という形で、生クリームを混ぜてストラッチャテッラを作るときもあります。

ストラッチャテッラを入れると、ブラータチーズになります。

 

中はこのくらいクリーミーなのもあります。

  クリームがとろりと出てくるかどうかは、生産メーカーさんにより違います。

5硬さ.ブラータチーズとブッファラチーズの違い

ブラータチーズは、クリーミィーに作っているメーカーが多いです。

しかし、クリームの「Stracciatella ストラッチャテッラ」をいれていないメーカーもあります。

MOF「国家最優秀職人賞」のタイトルを持っているチーズ店「ロラン・デゥボア」のブラータチーズは、しっかりめの硬いブラータです。

ここまで固く作っている「ロラン・デゥボア」さんは、ストラッチャテッラは、水増しだから入れないと、はっきり言っていました。 パリにも数店舗あり、MOFのタイトルもあり売れているチーズ店です。   クリームがとろりと出てくるかどうかは、生産メーカーさんにより違います。

今のところ、ブラータチーズは、ブッファラチーズのように、AOPという規格がないため、作り方が決まっていないからです。

ブラータチーズにはAOPの企画がなく、中のクリーミーさは、水分が多いことでもあります。

 

ブラータチーズとブッファラチーズのオススメ

それぞれオススメです。

 

【ブラータチーズのオススメ】

 

ブラータチーズは、さきほどおつたえしましたが、AOPの規格がまでできていませんので、生産メーカーによって作り方が違います。

その中で、プーリア地方(イタリア語:でPuglia)では伝統的な作り方をしているメーカーが多いと言われています。

 


ブラータチーズは、配送後受け取ったら、すぐに食べた方が美味しいです。フレッシュチーズですので、鮮度が大事です。

 

 

【ブッファラチーズのオススメ】

ブッファラチーズは、大体ナポリ近郊のカンパーナ産が多いです。この近辺で生産が集中しているのは、水牛の飼育があるからです。

水牛乳のチーズは牛乳に比較して、繊細です。

私もこのブッファラチーズは美味しいので、かなり食べます。 家で食べる時は、ブッファラチーズが多いです。

値段は、牛乳に比べて少し高いですが、その差は納得できると思います!

 


ブラータとブッファラチーズ食べ方


ブラータとブッファラチーズは鮮度がいいと、それだけで美味しいです。 水気をとり、お皿にのせ、良いオリーブオイルと、塩は華の塩と、コショウ、あとはバジルをかけたりだけで美味しいです。


ブラータチーズとトマトはとても相性がいいですが、パルマハムと、バジルソース(ペストソースに似ている)で食べるのも美味しいです。

熟した美味しいトマトのコンフィや、バジルソースと合わせて、美味しいフランスパンと合わせると、いいですね。。


まとめ

 

フランスチーズにはない食感のブラータチーズとブッファラチーズの違いをまとめました。

ブラータチーズは牛のチーズで柔らかい、ブッファラチーズは水牛乳の、小さな形もあるチーズです。

オリーブオイルと、塩と、バジルソースかペストソースで食べると、最高ですね。

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