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チーズの皮は食べても大丈夫?皮の成分と妊娠期間中に注意すること



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チーズの皮を食べても大丈夫?と思いますが、皮の種類によるってことです。

実際、柔らかいものと、固いものがありますし。

長期熟成の固いチーズも、2週間のものも。

衛生面もありますが、レストランでも、それに友人宅に招待されたときなど、皮を残すのは失礼だと思ったりで。

実際に食べてはいけないものなら、残しても失礼にあたりませんし、食べても良い物ならなるべく失礼のないようにと思います。

そこで、この記事では、チーズの皮は食べてものいいものなのか、食べてはいけない皮はあるのか。

また女性の場合は、妊娠期には気を付けるべきことがあるかが気になるところです。

では早速、見てみましょう(^^♪

 

チーズの皮は食べても大丈夫なのか

  フランスには数百から1000ものチーズがあると言われています。 そんな数あるフランスチーズの中で、基本的にチーズの皮は食べても大丈夫です(^^♪

チーズの皮は、原料の乳(牛、羊、ヤギ)によっても違いますが、チーズの形成中にこれらの種類の乳が変化することで、バクテリアとカビを生成し、皮を形成していきます。

作る過程で、

  • レーズン
  • ヘーゼルナッツ
  • カビ

などを、チーズの種類で加えます。

熟成する過程で、皮には、ビタミンやミネラルが凝縮されるので、大体のチーズの皮には栄養があります。

ところが、食べない方がいいチーズもあり、それはチーズを包んであるビニールの皮です。

ま、これはいかにもビニールで、食べたらダメとわかりますが、 普通のチーズの皮なら分かり難いですね。

食べられるチーズの皮

  チーズの作り方により、皮の状態が違います。

熟成期間、原料の乳に入れるカビや、チーズの表面の洗い方などで、固さも厚さも違いがでてきます。

 

【ハードタイプのチーズ】

このようなコンテチーズのようなハードタイプのチーズなら、皮は2ミリくらい。

コンテ(comté) フランシュ・コンテ地方

 

コンテ以外でも、ハードタイプのチーズは熟成期間が長く、チーズ自体の直径も30㎝くらいで、チーズの中は柔らくとも、外側は固いです。   皮は食べても大丈夫   です。

食べても大丈夫ですが、歯が悪いと噛みにくいのと、固くて美味しいと思わないかも。    

【白カビタイプのチーズ】

その次に、カマンベールのような、固くはないけれと、外側が白カビで覆われているチーズ。

カマンベールの他に、クロミエやブリなどは白カビの種類です。

ペニシリンのカビを入れますので、こんな白カビでふかふかとなっています。

これも   皮は食べても大丈夫   です。    

【ウオッシュタイプのチーズ】

また、ウオッシュタイプのチーズ皮は、色がオレンジ色になっています。

これは、ウオッシュタイプというからに、熟成する間に、塩水や、アルコールで洗うことでこのような色になり、  

表面にはカビはなく、粘りけがあり柔らかいです。

アフィデリス(affidelice)産地はブルゴーニュ地方

  これも   皮は食べても大丈夫   です。    

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【ブルチーズのタイプ】

青カビのブルチーズタイプ。

ブルチーズの皮は、さほど厚くなく1ミリもありません。

このタイプの青カビチーズは、皮の心配より青のカビの部分を食べてもいいのかと思いがちですが、   これも 皮も青カビも食べても大丈夫   です。   この青色のカビは、食用の青カビで、チーズを作る段階で中に入れてつくり、独特な味になっています。

皮は厚くなく、   まるごと食べられます。   ここまで、食べられる皮について見てきましが、次に食べられないものです。

避けるべきチーズの皮

食べてはいけないチーズの皮は、いわゆる食用ではなく、セロハンとうのビニールの皮です。

チーズの種類としては、

  • ミモレットチーズ
  • ゴーダチーズ
  • エダムチーズ

など。

外側のビニール色も奇抜な色でない場合は、触ってビニールがどうかを見ましょう。(^^♪

これまでは、チーズ本体の皮について、食べられるかどうかについてでしたが、次の章では、食べる側で気を付ける事項について見てみましょう。

食べると危険性がある人

食べる方で、チーズの皮を食べてはいけない場合がは、

妊娠中の方で、胎児に影響を及ぼすものとしては、リステリアがあります。

 

リステリアについては、ウイキペディアで以下のように説明があります。

リステリア (Listeria) とは、グラム陽性桿菌のリステリア属に属する真正細菌の総称。リステリア属には10種が含まれるが、このうち、基準種であるリステリア・モノサイトゲネス (L. monocytogenes) にはヒトに対する病原性があり、医学分野では特にこの菌種のことを指す。 妊婦のケースは周産期リステリア症と呼ばれる。母体自体での症状は軽いことが多いが、感染した母体から胎盤を介して胎児に感染(経胎盤感染、垂直感染の一種)して、早産、流死産や胎児敗血症、また新生児髄膜炎や新生児敗血症の原因になる。 引用先 https://ja.wikipedia.org/wiki/リステリア

妊婦の母体よりも、胎児に感染する危険性があると言っています。

また、小さい子供は加熱処理をしていないチーズはさけるべきと言われています。

食べても良いチーズは、熱処理のしてあるチーズで、先ほどの例では、コンテや、エダムチーズなどは熱処理をしていますので、食べてもいいです。

ただ、熱処理をしている食べても良いチーズでも、皮は食べない方がいいですよ。

 

まとめ

沢山あるチーズの皮を食べてもいいかについてまとめました。

食べてもいいかどうかは、ビニールの皮かどうかです。

それ以外でなら、健康上たべても大丈夫ですが、固いく皮は食べても美味しくはないです。

栄養が詰まったものでも、あとは嗜好の観点ということですね。

それと、嗜好の問題と言うよりも、妊娠中であれば、胎児への影響もありえますので、

  • 熱処理のされていないチーズは食べない、
  • 熱処理がされているチーズでも皮は食べない

とするのがいいということです。

チーズは美味しいですので、ついつい食べてしまいますが、妊娠中の方は気を付けて下さい。

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