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プロテインダイエットで痩せるには?デゥカン先生とハイパープロテイン



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「プロテインダイエット」とはよく聞きますが、タンパク質ダイエットのことですね。

タンパク質は、肉、魚や卵のことですが、これらのタンパク質を沢山食べると、太ってしまうと思いますが、沢山食べると逆に瘦せます。

タンパク質を沢山摂るダイエットの中で、フランス人の栄養医のドゥカン先生が広めた、「デゥカン・ダイエット」があります。

ハイパープロテインダイエットとも言われていますが、短期間で瘦せられ、あっという間に広まりました。

流行ると、極める人がでて、フランスでもこのダイエットが体質的に合わないのに、継続した人が体を壊したりで、今は批判もあり下火になりました。

ただ、このプロテインダイエットは利きます。

管理人の周りでは、日本人はやっていませんが、フランス人女性でずっと続けている人がいます。

効果がある、ないは体質次第です。

プロテインダイエットを見ていきましょう(^^♪

 

プロテインダイエットのデゥカン・ダイエット

 

まずは、このプロテインダイエットの論理をご紹介します。

プロテインダイエットの中でも、高タンパク質ダイエットといって、極端にタンパク質の割合を多くしたダイエットです。

ドゥカン先生のダイエットの名前がついて、「デゥカン・ダイエット」と言っています。

デゥカン・ダイエットは、炭水化物の糖質と、脂の脂質をカットする考えです。

つまり、マクロ栄養面で3大栄養素の、

  • タンパク質
  • 炭水化物(糖質)
  • 脂肪(脂質)

の3つのうち、タンパク質をメインにとり、糖質と脂質をとらないのです。

これらマクロの3大栄養素にはそれぞれ働きがあります。

 

 

それぞれの働きは、

  • たんぱく質(体の組織や筋肉、骨や抗体作り)
  • 脂肪   (皮膚の保護、体温の維持)
  • 炭水化物 (筋肉や脳のエネルギー源)

です。

これらマクロの3つはどれも体に必要なものです。

どれが不足しても体が疲れたり、頭が働かないなどの不具合が出ます。

ところが、糖質と、脂質をカットすると、実際体は瘦せます。

デゥカン・ダイエットの原理と効果は?

 

デゥカン先生が考案したデゥカン・ダイエットは効果的です。

少なくとも、短期間では効果が大で、タンパクばかりをメインに食べるからです。

デゥカン・ダイエットで瘦せていく原理

デゥカン・ダイエットをすると、実際に瘦せていきます。

その原理は、

  • 高タンパクダイエットである(糖質と脂質がないことで、脂肪のストックをさせない)
  • タンパク質の摂取で筋肉の低下を防ぐ(筋肉の元になるタンパク質を摂取して、筋肉ができ、筋肉がカロリーを消費する)

ですが、

まず、脂質を摂らないことで、摂取カロリーを低く抑えられます。 脂質は1gが9キロカロリーで、タンパク質は1gが4キロカロリーです。

タンパク質の役割とダイエットの骨子は、

【タンパク質の分解に時間がかかり、エネルギーを多く消費する】

タンパク質はアミノ酸で形成されており、構造が複雑です。

構造が複雑なものは、消化にエネルギーを多く消費します。 また、たんぱく質は腹持ちが良いので、お腹が空かないのですね。

【脂質と糖質が体になくなると、蓄積させている脂肪を消費する】

普通であれば、炭水化物の糖質も摂取しているのが、これら2つが体に入ってこないので、唯一のタンパク質をエネルギーとして使い、体にあるストックの脂肪を消費していくので、脂肪がなくなっていきます。 入ってきたものをそのままエネルギーに変えて使うので、ストックされずに、脂肪とならないのです。

デゥカン・ダイエットは、4つの段階になっており、

  • 1.実行期(大体1週間で5キロは瘦せる)
  • 2.交換期(人によっては1月に12キロも)
  • 3.確率期(人によっては目的の減量に成功して、そのまま継続できる)
  • 4.安定期(人によっては安定期にはいる)

となっています。 それぞれ期間で、食べられるものを限定しています。

1.実行期・肉、魚、卵、ハム、などの脂身がない油ナシで調理したもののみ。

2.交換期・上の1に1日交互に、野菜を加えたもののみ。

3.確立期・上の2に、黒パンと果物を加えてたもののみ。

4.安定期・実行期のタンパク質食品を週に1回は食べる。

デゥカン・ダイエットが広まった背景

デュカンダイエット(Régime Dukan フランス語でデゥカン・ダイエット)の考案者は、ピエール・デュカン医師です。

Dukan医師とデゥカン・ダイエッット実施者

Dukan医師は、栄養学医で、1978年に,痩身本の「瘦せる、絶対的な武器 Maigrir : l'arme absolue」を出版し、12万部の販売。その後、彼の理論が広がり、次に2000年に出版した「瘦せ方が分からない Je ne sais pas maigrir」,はベストセラーとなりました。

2011年には、アメリカでデゥカンダイエットは、ニューヨークタイムズの表紙を飾るなど、ジョニー・ハリデー、ジゼル・ブンチェン、ジェニファー・ロペス、ケート・ミドルトン、フランスソワ・オランド(元仏大統領)、ジャン・リュック・メランション(仏屈服しない党主)、マリカ・メナー(2010年ミス・フランス) など、有名人がデゥカンダイエットを実行。 引用先 

有名人もこのダイエットをしたことで、このダイエットは、なお有名になりました。 フランスのジョニー・ハリデーさん(故)は、フランスのスーパースターで、ファンも多いです。

そのほかの有名人にも元大統領もいたりで、ずいぶん実施者がでたのです。

最初の1週間から、一月で5キロから10キロは瘦せるようで、噂も広まり有名人も実施したようです。

いいことずくめの、デゥカン・ダイエットにはデメリットはないのとか、リバウンドはないのかと思いますね。

デゥカン・ダイエットで瘦せた後のリバウンドは?

デゥカン・ダイエットは最初は出だし好調のようで、成果を出す人も多いです。

ところが、リバウンドをする人が8割という結果です。

リバウンドをするのは、元々この高プロテイン・ダイエットは、プロテインを消化するのに、腎臓が強い人でないと、腎臓に疲労をもたらす危険があり、中には体調を壊す人がいます。

体調が悪くなれば、ダイエットも継続できません。

そのほか、糖尿病や、慢性腎不全患者には向いていないダイエットです。

また、パンやパスタを食べないと、不眠症となったり、口臭があったり、疲労があったりと、良いことばかりのダイエットでもないのです。

それと、このダイエットを批判した中には同業の、ジャン・ミシェル・コーエン医師がいました。

また、デゥカン医師は、患者の一人に「メディアトール」という薬をの処方したとして、医師会から医療倫理とされ、8日間の医師業停止と、6000ユーロの罰金を払うなどもあり、批判も多くなり、ダイエットは下火になりました。  

もともと、メディアトールは開発目的とは違う、食欲を減退させる効果があとで発見された薬で、それを処方するのは医師としての、倫理を疑われたのでした。

www.sakurakodesu.xyz

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まとめ

いかがでしょうか、ハイパープロテインダイエットのデゥカン・ダイエットについてまとめました。

腎臓が強い人なら、うまくいくダイエットできますが、腎臓が弱い人は絶対さけるべきダイエットです。

ダイエットスタート時には、その他の2つのマクロ栄養をとらないことで、弊害もあります。

実際、行った人の8割がリバウンドをしていると統計もでているようです。

ところが、うまくいっている人もいます。

管理人の友人の一人で、ずっと瘦せています。

体質もずいぶんと関係するダイエットですので、腎臓のコンディションは生まれながらのものもありますので、どうともいえないのが、あるようです。

ダイエットは、運動とくみ合わせてするのが良さそうですね。

【参考資料】

https://fr.wikipedia.org/wiki/Pierre_Dukanhttps://fr.wikipedia.org/wiki/R%C3%A9gime_Dukan/