ブリオッシュナンテールはサクッとちぎれるその形が独特なブリオッシュです。
このブリオッシュの形は、まるで流れ星というのか、なにか流星群をイメージすると思われるのではないでしょうか。
そのせいか、いつもパン屋さんでも良く作られている種類の一つです。
とはいえ、他のブリオッシュの中には、ブリオッシュナンテールに似ているものもあり、しかし、同じ名前にはなっていないものもあります!
自家製ブリオッシュと言われていますし、他の言い方も実はあります(^^♪
ブリオッシュナンテールとブリオッシュメゾン
ブリオッシュナンテールの特徴は小さな区画が隣り合わせになって、群をなして見えるところです。
ブリオッシュ生地を小さく切り、丸めて型に入れて焼き上げて作ります(^^♪
ブリオッシュ・ナンテール(brioche Nanterre)
丸い区画の配置が、横列でずれていないタイプと、ずれているタイプがあります。
最初のはずれているタイプです。
また、丸がずれていないタイプもあります。
ブリオッシュナンテールは、小さな丸型をパン型に詰めて作りますので、横列がずれるかそうでないかは、パン型と丸の生地の大きさによるだけです。
ブリオッシュナンテールと作り方が違うのは、「ブリオッシュ・パリジィエンヌ」です。
パン型の中に並べないで、大きな丸生地の上に浅い穴を開けて、小さな丸を載せて作ります。
また、ブリオッシュナンテールは、自家製ブリオッシュとも言われている場合も多いです。
ブリオッシュ・メゾン
最近パン屋さんで買った中に、こんなブリオッシュがありました。 名前が、「ブリオッシュメゾン」といい、メゾンの意味は、家なので、自家製ブリオッシュです。
それぞれのパン屋さんで、ブリオッシュは工夫されて作られています。
つまり、特に名前はないのですが、パン屋さんで粉を練って成型して焼いているということです。
名前は、このブリオッシュメゾンの他に、「brioche pur beurre ブリオッシュ・ピュール・バー」とも言っています。
意味は、ピュアーなバターのブリオッシュです。
バー(ブールとも日本語で書かれているときがあります。)は、バターで、ピュールは純粋なという意味です。
実際、ブリオッシュにはバターをたっぷり使っています(^^♪
その他に、自家製ブリオッシュでこんな形のもありました。
ナンテールの2列で、ずれていないタイプです。 食べ方として、どのブリオッシュナンテールも、ピュールバーのブリオッシュも、厚さを2㎝くらいにスライスして、バターやジャムを付けて食べることが多いです。
そんなときはカロリーは気にしないようにします(^^♪
ブリオッシュ・ナンテールのレシピ
基本的なブリオッシュのレシピです。
- 薄力粉(T45) 300グラム
- 卵 3個
- 牛乳 30グラム(なしでも可)
- 砂糖 100グラム
- バター 150グラム
- パン屋さんの酵母 15グラム
- 塩 5グラム
フランスの小麦粉でお菓子やパンに使われるのは、薄力粉(T45)と強力粉(T55)です。
うどんには中力粉を使いますが、中力粉は、薄力粉と強力粉を半々ににするとできます。
ブリオッシュは大体薄力粉を使いますが、強力粉を使うと少ししっかりめの食感になります。
また砂糖を80グラムにして、バターを200グラムにすると、よりしっとりとしたブリオッシュになります。
焼き上げる前に、成型した上に卵を塗ります。
最後にといた卵を塗る分は残しておくと、別に一つ割らなくても良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブリオッシュナンテールは、ブリオッシュのなかでもその形のためか、名前がとても有名です。
とはいえ、ブリオッシュナンテールのレシピはブリオッシュパリジェンヌと同じで、バターは沢山使われていることから、ピュールバターブリオッシュとも言われているくらいです。
ブリオッシュは、スーパーにも袋に入って売っていますが、パン屋さんで買ったのは味も風味も違って美味しいです。
朝食にカフェオレと一緒に食べるのは、美味しいですね。 ブリオッシュのカロリーについてはこちらの記事にまとめました。