私の住んでいるアパート(日本ではマンションで、フランスではアパルトマン)に、30年働いたガルディアンが定年退職をし、住人が集まってお別れパーティをしました。
その時には、隣に座った人に、日本からミニ扇風機を買ってくるからと約束をし、当日持って行ったのです。
彼女はシックに着飾って私を迎えてくれました。
フランスの近所付き合い
私の住んでいるアパルトマンは、10階建てです。 ストゥディオと混じった建物で、約30のアパルトマンがあります。
話す人と話さない人
30の隣人(中にはカップルやら子供もいるので約60人以上)の中で、自然に話す人と話さない人に分かれます。
自分では意識していなくても、外に出ると、必ず会う人がいて、生活時間の違いで絶対に合わない人がいるものです。
出るのが1分違うだけで、会わないはずなのに、会う人とは会うものなのですね。
アペリティフの招待
夕食には招待されなくても、そんな隣人から、アペリティフへ呼ばれることがあります。
何度も外やエレベーターで会うと、今度夕方にブリオッシュを食べましょうとか、アペリティフをしましょうと言われるものです。
招待を受けるか悩むとき
私はそれでも、一度招待を受けると、どうなのかと思い、何気に濁したりすることがあります。
噂好きな人とは止めておこうとか。。。
ガルディアンのお別れ会

ガルディアンの送別会は、感動ものでした。 みんなシャンパンやら、ケーキやらを持ち寄りで、20人くらいの人が集まっていました。
涙にくれるガルディアン
フランスも最近景気が悪く、失業する人、年金もままならないなど、日常の問題があります。
そんななか、満額の年金をもらって、年金生活をすることになったガルディアンは、ラッキーで、喜んでいるのかと思っていました。
しかし、送別会にきた主賓のガルディアンは、涙ながらだったのです。
パリを離れたくない
ガルディアンは、これまで南仏の田舎に家を買っていました。老後は一人で田舎暮らし。 優雅な庭のある生活で、パリとは大違い。 定年になると、騒音のあるパリを離れて、田舎に行く人もいます。 しかし、ガルディアンは、これまでの住人との生活がよかったので、行きたくないと言って、涙していました。
確かに、日常的に挨拶をする間柄というのは、すぐにはできなく、数年の時間がかかります。
それをまた、田舎に行ったからといって、すぐ築けるものではないですよね。
お隣さんのシードル
お別れ会で隣になった人は、道でよく会う人でした。
お隣さんへ約束した扇風機
村上春樹の1984の話など、日本のわだいを降ってきました。
私は、では今度日本に帰ったら、ミニ扇風機を買ってくるから、と約束しました。
ハンディファンがついている、卓上扇風機 手持ち扇風機です。
彼女のアパートまで行き、日本語の説明書なので、箱を開けて、充電できる状態にしたら、機能が沢山あってかなり、気にいったようでした。
シックなワンピースで私を迎えた彼女
私はもう20年以上このビルに住んでいますが、始めて彼女のアパルトマンへ行ったのです。
日中にパンを買いに行く時とは違う、ちょっとシックなワンピースで迎えてくれました。
始めて招待されて、写真をパチパチとれないので、写真がないのですが、きれいなグラスに並々とシードルを注いでくれて、扇風機の話から、色々な話へともり上がったのでした。
シードルは、蓋がかたいので、開けるのに苦労をしましたが、暑い日にも美味しいです。
アペリティフには、簡単なスナックなどがでます。
彼女のアパルトマンでシードルの写真が摂れなく、これはお店の中のシードルです。茶色です

今後どうお隣さんとの関係が進むのかわかりませんが、ちょっと楽しみです。
私は暑いし、短パンで行ったのですが、お呼ばれでもシックにした方が良かったとちょっと反省でした。