2026-09-12 結婚相手の選び方 「好き」より「嫌い」の少なさで選ぶという発想 心模様 スポンサーリンク 結婚相手を選ぶとき、多くの人は「どれだけ好きか」を基準にしてしまいがちです。 しかし、長く続く結婚生活を見据えるならば、実はこの基準こそが落とし穴になり得ます。 そこで、本記事では、「どれだけ好きか」ではなく「嫌いな部分の少なさ」で相手を選ぶという、一見地味だけれど実は本質的な考え方について掘り下げていきます。 「好き」より「嫌い」の少なさ 「好きの量」ではなく「嫌いな部分の少なさ」で相手を選ぶということ。 恋愛中は「あばたもえくぼ」に見える 恋愛初期、いわゆる「恋は盲目」の状態にあるとき、私たちの脳内では相手の欠点が驚くほど見えなくなります。 多少の生活習慣の違いや価値観のズレがあっても、「そこがまた可愛い」「個性的でいい」とポジティブに変換してしまう。 これがまさに「あばたもえくぼ」という状態です。 しかし、この状態には賞味期限があります。心理学的にも、恋愛初期特有の高揚感(いわゆるドーパミンによる興奮状態)は、一般的に1年から3年程度で落ち着くと言われています。 この期間を過ぎると、脳が「通常運転」に戻り、それまで見えていなかった相手の欠点が、急にクリアに見えてくるようになるのです。 つまり「好きだから結婚した」という判断は、脳が最も欠点を見えなくしている時期に下された判断である可能性が高く、その後の現実とのギャップに苦しむリスクをはらんでいるのです。 「好き」は減衰するが「嫌い」は蓄積する 恋愛感情としての「好き」は、時間とともに自然と落ち着いていくものです。これは悪いことではなく、恋愛が「安定した愛着」というより穏やかな形に変化していく、健全なプロセスでもあります。 一方で「嫌いな部分」というのは、性質が異なります。 小さな価値観の違いや生活習慣のズレは、日々の生活の中で繰り返し顔を出し、放置すればするほど蓄積されていきます。 最初は「まあ許容範囲」と思っていたことが、3年、5年と経つうちに「どうしても許せないこと」へと変質していくケースは少なくありません。 つまり結婚生活とは、「燃え上がる好き」を消費しながら、同時に「嫌いの芽」が育っていくプロセスとも言えるのです。 「嫌いの少なさ」で相手を選ぶための具体的な視点 だからこそ、スタート地点で「嫌いな部分がどれだけ少ないか」を見極めておくことが、後々の安定に直結します。 好きな理由より嫌いな理由を書き出してみる 結婚を考えている相手がいるなら、一度冷静に「この人の好きなところ」ではなく、あえて「この人の嫌いなところ、気になるところ」をリストアップしてみることをおすすめします。 好きな理由は往々にして抽象的で、感情的です。 「一緒にいると楽しい」「話が合う」「優しい」——これらはもちろん大切な要素ですが、実は相性の良いカップルであればある程度共通して挙がってくる項目でもあります。 一方で「嫌いな部分」「気になる部分」は非常に具体的です。 「時間にルーズ」「金銭感覚が合わない」「家事への意識が低い」「実家との距離感が近すぎる」など、日常生活に直結する項目が並びます。これらは恋愛の高揚感が薄れたあとも決して消えることのない、生活の中で毎日向き合うことになる要素なのです。 このリストが短ければ短いほど、結婚生活における「摩擦の総量」は少なくなる可能性が高いと言えます。 「直せる欠点」か「直せない欠点」かを見極める 嫌いな部分を洗い出したら、次にそれが「今後変化する可能性があるもの」なのか「本質的で変わりようがないもの」なのかを見極めることが重要です。 例えば「片付けが苦手」というのは、努力次第で多少改善される余地がある部分かもしれません。 しかし「そもそも価値観として家族を大切にする意識が薄い」「人の話を聞く姿勢がない」といった、性格の根幹に関わる部分は、時間が経ってもほぼ変わらないことが多いのが現実です。 結婚生活で本当に消耗するのは、後者の「変わらない欠点」です。ここが多い相手を選んでしまうと、どれだけ最初に強い「好き」があったとしても、時間とともにその「好き」だけでは埋められないギャップに苦しむことになります。 「一緒にいて疲れないか」という感覚を大切にする 「好きかどうか」よりも大切な判断基準として、「一緒にいて自然体でいられるか」「無理をしていないか」という感覚があります。 好きという感情は、時に「相手に良く見られたい」という緊張感や、背伸びした状態を伴うことがあります。 しかし結婚生活は、素の自分をさらけ出しながら何十年も共に過ごすものです。だからこそ、飾らない状態で一緒にいても嫌な部分が少なく、むしろ安心できる——そんな相手こそが、長期的なパートナーとしてふさわしいのです。 まとめ 恋愛の熱量が高いときほど、私たちは相手の欠点を見落としがちです。 実際そう感じている方もおおいのではないでしょうか。 しかしその熱量はいずれ落ち着き、隠れていた「嫌いな部分」が徐々に表面化してきます。 だからこそ結婚相手を選ぶ際には、「どれだけ好きか」という感情の大きさよりも、「嫌いな部分がどれだけ少ないか」「その嫌いな部分は変わりうるものか」を冷静に見極めることが、結婚相手のセレクションに適切かなと思っています。 www.sakurakodesu.xyz www.sakurakodesu.xyz 2026年8月12日の日食──パリのイベントと日… »